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  •  久しぶりに北村薫のミステリを読んだ。「紙魚家」という名前にめちゃめちゃそそられますなー。それだけで書物・文字・知識…そしてそれらに惹かれてやまない書痴という種族がイメージされて。「本は紙魚に食われるからね」…うっとり(笑) それはともかく、最後の「新釈おとぎばなし」以外は10~15年前にあちこちで発表された短編を集めたもの。私が初めて北村薫を読んだのが多分93年くらいだから、ちょうど前後してる頃の作品ば... 続きを読む
  •  潮騒が常に響く小部屋で、訪れた女たちが紡ぐ不思議な話に耳を傾ける―聞き手の「彼」の主観はほとんど語られないだけに、自分もその外界から切り離されたような空間に立っていたり、隅っこに座ったりして聞いているような感覚に。こちらの姿は見えてないんだろうなというか自分が透明な存在になったような気がするな。 語られるのは幻が現実になった時のような不思議な存在や、思いが歪んだちょっと怖い話、過去の思い出など…。... 続きを読む

banri

新刊・話題作は追わず読みたい本を読みたいように読んでいます。
濫読に非ず。傾向は偏り気味。
TBの際は一言コメント推奨v