読書の欠片ネタバレあり
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誰にも愛されない  [Edit]
2007-01-17 Wed
 本屋で手に取った時の心中第一声…「厚ッ」・笑。最初の2話は「最後のドアを閉めろ!2」に入ってましたが、シリーズ化して新生BE×BOYからまとまって出た模様です。

 小さな出版社の営業とチェコ語の翻訳者として再会した飯島と日下のお話。以前読んだ時も思ったんだけど、文学的な味わいがあって素敵なんですよこれが。祖父の残した書庫や日下の小さな古本屋、チェコ語の古い本…そういうのが単なるラヴのための舞台やアイテムじゃないの。むしろそっちが主なの。私自身プラハの街並みとかチェコアニメとか、あのあたりに最近弱いというかツボだったりもするんですが、その雰囲気がちゃんとあってすごくいいわ~。「ボリーフカ」「フスポミーンカ」(花の思い出)なんて響きや架空の作品のあらすじだけでもぎゅんっとします。

 そういう背景が日下を語る上で大事な部分で、この日下という男の話が文学的なんですね。幼い頃から他人と(親とも)うまく付き合えず、祖父の書斎だけが居心地のいい場所だった彼は、胸の中にどこか冷たいものを抱えている。そういう自分を少しの諦めとともに受け入れてる半面、自分のさみしさとか痛みにさえ疎いところがあって、気持ちに小波が立ってもどうしていいかわからないのだ。子供の頃のクリスマスケーキの話とか本だけに囲まれた静かな世界で佇む姿とか、何よりそういう日下という人間をくっきり映し出してるあの目に胸を掴まれます。ズキズキするよー。

 そのくせ熱いうどんが冷めるのをじ~っと待ってたり(猫舌)、新しいテリトリー(飯島ん家のコタツ)にちょこんと収まったり、うさぎのゴムで髪止めてたりかわいすぎるんじゃー!(飯島化) ラヴラヴしてても相変わらずそっけなくてたどたどしく、飯島と温度差があるのがなんか日下らしくってじ~んとするわ。

 ノンケで何故かだんだんお父さん化してくる飯島も好きだし、後半のもうひとカップルも知的美人(もちろん男)のくせにちゃきちゃきにランボーな中身の受がナイスです。こっちも背景に共作作家の過去の清算とかあって、そっちで読んでもなかなか文学的な、お気に入りのシリーズです。

誰にも愛されない 山田ユギ(BE BOY)
comic | 山田ユギ
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夢を見るヒマもない  [Edit]
2006-09-08 Fri
 シャレードではお初かな?お題はパイロットもの(眩しい…)だったそうなんだけど、微妙にスライドして貨物系(地味…笑)に行ってしまうのがユギさんらしいです。なかなかラヴが始まらないのもね。航空専門学校の寮で同室になった川村と吉武だけど、川村はフツーに女子好きの一人寝だし吉武は先輩とデキてるし、この二人じゃ色気なんて全くない、たった三ヶ月だけ一緒だった高校時代。

 そんな二人が再び出会うのが、川村が就職した航空貨物会社なんですが。へえ~こんな世界があるって今まで知らなかったわ、面白いです。飛行機関係というとパイロットとか管制室ってイメージですが、そりゃ荷物を積み込むのにも綿密な計算が必要だよね。重量もだけど重心とかバランスが必須なわけで、それを計算するのがロード・コントロールという部門らしいです。送れて到着したレタスのために再計算とか、団体さんがチェックインしてみたらお相撲さんの団体だったとか(笑)、日々苦労しながら川村たちL・Cが出すプランに基づいて実際に積み込みするのが吉武たちの搭載部。仕事内容は出てこないけど吉田先輩のよーなメカニックさんもいるわけで、全然華やかじゃない世界だけど基本的に飛キチが集まってるこの世界、すごく楽しそうです。今までドラマとかで出てきたかどうか知らないんだけど、いやーこれドラマにしたらすげ面白そうっすよ?土9で企画どうです?(いやBL原作はダメだろ…)

 ラストチャンスにも一回パイロットにチャレンジしようか悩む川村のドリームストーリーがほんに青春でしたー。ってちゃんとラヴもありますよ・笑。でも吉武もわざわざ同じ会社に就職してきたのは、最初からラヴだったわけじゃなく、なんていうのかなあ同じものを好きで、こいつとだったら同じ方向向いて歩いていけるんじゃないかっていう高校時代が根っこにあるんだよね。「お前と一緒に働いてみたかったんじゃねぇの?」と頬染めて告るのが子供っぽくてかわいいです、吉武。そして川村も色気ないくせに「安心して俺のもんになれ」が男前です。ちなみに吉武が攻で川村が受ですから。ユギさんですから。

 唯一パイロットの森下先輩、見た目ある種のBLスキーさんを喜ばせそうな(?)典型的受っぽいのに…さすがユギさん…。吉田先輩の未来はいかに。おまけ短編読みたいけど、もう一冊シャレード買う予定なんかないってば。

夢を見るヒマもない 山田ユギ(シャレード)
comic | 山田ユギ
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誰がおまえを好きだと言った  [Edit]
2005-07-12 Tue
 麗人から3冊目のコミックスですが、いやー好きだわーここの(笑)。麗人っすよ、他のは全然知らないけど絶対嘆美そうじゃないですか。なのにユギさんのはナゼか必ずオチがあるのよねえ~。BLにオチは必要か?答・自分的には絶対必要!!(握り拳)や、BLに限らないけどラストのギャグあるいはほのぼのオチは自分的幸せポイントだと思う今日この頃。オチがあると顔がゆるむっていうか、また最初に戻ってループしたくなるっていうか。カバー裏までオチで〆てくれるユギさんて素敵v

 玄関からダッシュに愛…ていうか基本?(笑)島田石川…島田がかわいいなあと(や、石川もかわいいけどこのニヴさが…あの頭は触りたくなるよなーっ<共感)。脇の金子&笠井も腐れ縁ぽくていい感じ~愛はなさそうだが楽しそうだv

 ところでBLで少女マンガ路線のハッピーエンドをやられると裸足で逃げ出したくなる自分としては色気のないオチ付きラヴは大好きなんだけど、さらに言うならラヴはラヴでも最後に辿り着く先はラヴじゃない、みたいなのをいつも求めております(笑)。男同士だからね、恋愛モノより青春モノベースがドストライクなのよね♪

誰がおまえを好きだと言った 山田ユギ(バンブー)
comic | 山田ユギ
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| 日々是好日 |
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