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  •  単行本の時からタイトルからして好みそうだとわくわくしてたのだけど、文庫化でようやく読了。おお~これぞまさしく恩田節!おまけに文庫化までの年月を経て計ったように同年代な考え方や感じ方に同化して、くらくらと眩暈を感じつつ一気読みしてしまいました。 久しぶりに会った学生時代の友人たち。大学卒業から十数年、それぞれに家庭も持ち普段は近くにいるわけではなくても、会えば変わらないポジションで付き合いが続いて... 続きを読む
  •  年に一度、ヒガンと呼ばれる時期にアナザー・ヒルには「お客さん」が訪れる。日本と同じく長くイギリス領土だった島国「V.ファー」…独立した日本と違って今もイギリスの一部ではあるが、そこにはイギリスと日本の民俗や宗教がさらに古い先住のものと混じり合って独特の文化を形成している。その最たるものが死者との逢瀬ーアナザー・ヒルへの巡礼なのだ。そこでは死者は、生きていた時の姿で現れて生者と交わる。なるほどネクロ... 続きを読む
  •  My Best Books!さん(主催:トラキチさん)のマイベスト恩田陸投票に参加します^^ 普段順位とかあまり考えない方なので、改めてベスト3は?と聞かれるとう~んと考え込んでしまうんですが、この機会に自分の中の好き度を比べてみるのもいいかと思い。昔読んだ本の読後感なんぞをごそごそ掘り出しておりました(笑) とは言え図書館に行くようになるまでは文庫待ちしてたもので未読もかなり;「黒と茶の幻想」「劫尽童女(積読... 続きを読む
  •  予告編コレクションのような本と解説にあったけど、どれも短編としてストンと落ちてるような気がする。どうなるのか?!待て次号!的に広げて終わるんじゃなく、ゆるやかに閉じつつ道が先にずっと続いてる感じ。私はこの「道が続いてるような」読後感ってのがすごく好きで、だから放り出されたような不安感がないんだろうなあ恩田陸の物語は。道の先がほの明るく見えるものなら尚好みv ホラーありミステリありSFあり、今まで書... 続きを読む
  •  「光の帝国」の続編、しかも長編ってことであそこで語られた話の中のどれかの続きかな?と思ったんだけど違いましたね。まだ語られていなかった明治時代、東北のある村で「大きな引き出し」春田家が会うべき人に出会った話でした。「しまう」という能力は数ある常野の能力の中でも最も常野らしく最もその役割が掴みにくいと思うんだけど、どんな能力の常野でも一つ共通して言えるのは、「出来るのだからやる」という姿勢でしょう... 続きを読む

banri

新刊・話題作は追わず読みたい本を読みたいように読んでいます。
濫読に非ず。傾向は偏り気味。
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