読書の欠片ネタバレあり
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まんげつのよるに  [Edit]
2005-11-18 Fri
 まさか続きが出るとは思ってなかった最終巻(?)。春になり、約束のみどりのもりで、ガブを思ってやせ細りながら歩き回るしかできないメイの元に届いた狼の噂…ガブが生きていた?

 …と進んでもまだ本当に生きていたとは全然思ってなかったらしい自分。てっきり別狼(べつじん)かと…。「ふぶきのあした」は確かにハッピーエンドじゃなくって、本来物語はハッピーエンドのが断然好みの私的にはガブはきっと生きてると信じることであのラストを納得してもおかしくなかったと思うんだけど、でも自分的には「あれしかなかった」ラストだったんだよね…ぼろぼろ泣いてしまったのは悲しかったからじゃなく、「命をかけられる友達」に掛け値無く本当に命を掛けた、その想いの強さにだったので。

 毎回毎回、食べたいけど友達、友達なのにおいしそう…その動物の本能との葛藤でドキドキさせてくれたこのシリーズ。それでも一緒にいたい、もう話せなくなる方がずっとつらいという想いでその本能を越えて行くのにめちゃめちゃ感動させてくれたのでした。もちろん、それはあのふぶきの日がなければずっと続いていく関係だと思ってたわけで、だからこの「まんげつのよるに」はもしあのふぶきに会わずに約束の森に辿り着いていたら、一緒に月を見れていたら、最終的にはこうなっただろうな~~と思わせてくれたわけなんですが。でもね~~それ以上に究極の「想い」をもう見ちゃったからな…あの段階でもう二匹(ふたり)とも本能を越えた…!(号泣)と思うわけで、だからまた最初からドキドキ…ってのはなくっても私はオウケイだったというわけ。だと思う。

 でももし今続けて読んでたら、つまり最初からこれを最終巻だと思って読んでたら、また違ったかな。これはこれでハッピーエンド好き魂が満足したんじゃないかと。ラストの約束の月を見るところは「ふぶき」では叶わなかったんで、それはやっぱりよかったね…!!という気持ちで^^

 作者も言ってるとおり、これはまあ「恋愛」ともとれるわけですが、私的にはやっぱり「友情」なのですよ。てゆっか、「恋愛」だったら面白くない(笑)。私見だけど、恋愛はどうしても相手よりも自分の恋心を大事にする気持ちが大きくなってしまうので。依存でも束縛でもなく、対等に並んで立てるっていうとやっぱり友情なのよね~。恋愛も、その友情がベースにあるのが好きね、うん。そういう意味では、今までは友情とも恋愛ともどちらともとれるスタンスできたこのシリーズだったけど、最終巻はやや恋愛寄りになったかな?という感じ。か?(いや、でも、誰かさんも記憶喪失になったよなそう言えば…<誰も分からんだろ…爆)。これ、映画のラストはどっちなんでしょうね~。

 蛇足ですが、今回「ともだちなのにおいしそう」を検索したところ(単に「だけど」だっけ?「なのに」だっけ?と思ったから)、引っ掛かったのがBL系ばかりという…腐女子魂に訴えるキャッチコピーらしいです(笑)

まんげつのよるに 木村裕一(講談社)
コメントを読む(4)
はじめまして  by ちょび
まんげつのよるに。。
更に続きが出るとは思ってもみなくて、驚きました。ネットで情報を得ただけでまだ読んでないのですが、最終巻だけでも買っちゃおうかな?と思ってます。いい本は手元に置いておきたいし。
映画、どうなるんでしょうね。楽しみです^^
トラバ送りますね。
>ちょびさん  by banri
はじめまして、コメントありがとうございます。レス遅くなってスミマセン;
もう読まれたでしょうか?私も続きが出るとは全く思ってなかったのでびっくりしましたが、相変わらずハラハラさせてくれました。
映画のラストがどっちなのかとっても気になります~。
こんにちは。  by ごましお
こんにちは!TBさせていただきました。よろしくお願いします。
最初から最後まで「友情」のつもりで読んでいたので、小説版などが「恋愛」として描かれていると聞いてびっくりしました。やっぱり「友情」よね!と思って映画も見てきました。
>ごましおさん  by banri
はじめまして、コメントどうもありがとうございますー。
というか、どこを見ても「恋愛」としてとらえてるところが多かったので「友情」派として嬉しいです(笑)
映画は結局見なかったのですが、DVD出たら見たいな~と思ってます。
novel | 木村裕一
CM:4 | TB:2 |
きむら式童話のつくり方  [Edit]
2005-02-02 Wed
 図書館で読んだんだけど、普段読む側として思ってることがいろいろ書かれてて。自分が「あらしのよるに」シリーズ読んでて、いいっ!と思えるポイントがまさに木村さんが言ってるところで、童話ってよりも小説にも漫画にも当てはまるような秘訣がいっぱいでしたー。クライマックスは言葉少なく、読者に感じとってもらうことを口で言ってはいけない、とかね。そしてアイディアもだけどプロデュース力もすごいや。一つ売れたらそればっかりの業界でやりたいことを見失う人も多いと思うけど、自分がやりたいことを人にもやらせたいと思わせるように仕向けちゃう。結果的にやりたいことを楽しんでやれるのがいいね。

 図書館の人に、これ読んだら童話作家になれるよ(笑)と言われたけど、自分に決定的に足りないのは発想訓練つーか妄想力だなあと。自分に想像できることなんて全然楽しくないもん(爆)。やっぱり自分は作家になるのに不可欠、と書いてあった影で応援し続ける存在でいようと思ったのでした(笑)

童話のつくり方 木村裕一(講談社現代新書)
novel | 木村裕一
CM:0 | TB:0 |
しろいやみのはてで  [Edit]
2005-02-02 Wed
 「あらしのよるに」特別編。最後の洞窟の中でガブとメイがそれまでの自分の気持ちを振り返ってる話でした。今ちょうど一気に読んだばかりの私には、まだいろんな感情が鮮やかすぎるので特別必要なかったけど、10年来のファンの方にはいいんじゃないかと。映画ではガブが中村獅童、メイが成宮寛貴だそうですねー。獅童さんがガブってミョーにハマる…イメージぴったり(笑)と思ったらNHKでもやってたんだってね。メイをどんな風に演るかは結構むずかしいかも~成宮くんガンバレー。

しろいやみのはてで―あらしのよるに特別編 木村裕一(講談社)
novel | 木村裕一
CM:0 | TB:0 |
| 日々是好日 |
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