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読書の欠片ネタバレあり
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わたしのおじさん  [Edit]
2005-10-11 Tue
 これは童話というか絵本というか、それとも挿絵の方とのコラボというか。最初読み始めた時は星の王子さまみたいなイメージだったんだけど、もっと分かりやすい話だったです(オイ)。なので逆に改めて感想言うこともあんまりないんですが…

 まだ生まれる前の「わたし」がその草原に立った時、そこにお母さんの弟…「わたしのおじさん」コウちゃんが迎えにきてくれる。いっしょに遊び、眠り、そこで過ごすうちにお母さんやコウちゃんが抱える傷が雨となり洞窟となって現れるんだけど、そこを二人で旅をして超えていくのです。

 生まれるってどういうこと?この気持ちは生まれたらどうなるの?…と、「わたし」の側から描いているようで、裏を返せば「親になること」を描いてるのかもしれない。傷ついた小さな女の子が母親になるまでのお話。いつか「わたし」が歩くだろう真夏の一本道は、お母さんが見た景色でもあるんだろうなーなんて。でもコウちゃんはこれからもずっとあの草原にいるのかしら?お母さんが癒されればコウちゃんの傷も癒されると思うけど、でも何となくあそこにずっといるのはサミシイのでコウちゃんもまたあの崖から飛び降りられればいいのにね、と思ったりしましたよ。

わたしのおじさん 湯本香樹実(偕成社)
novel | 湯本香樹実
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| 日々是好日 |