読書の欠片ネタバレあり
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蟲師 8巻  [Edit]
2007-03-09 Fri
 オダギリギンコごつー!(←映画チラシ見た感想)なんかCGバリバリ!って感じで派手っぽいですね。

 雪景色。今年は少なかったせいか(何故か今になって積もってるが…)なんだか恋しくて(?)この表紙を見るとうずいてしまいます。そしてギンコはまた遭難…笑。

 「潮わく谷」、これは結局どうなったのかよくわからなかったんだけど…結局蟲下しを使ったのかそれとも自然に蟲が地に宿ったのか。お母さんのお腹に赤ちゃんいるようにも見えたから、それで連鎖を断ったのかもね。蟲と関わることはいつもどこか哀しさを伴うけれど、これはどこか穏やかさが残るはなしですね。

 「冬の底」、颪笛って蟲がなんかすごく身近な感じ。空に篭る冬の気配、それがあんな風に渡っていって春が来るって昔から知ってたような気がする。閉ざされた寒さと春の気配を同時に感じられて今の季節に読むのにぴったりだな。こちらでももうすぐいろんなものが芽吹いてくるでしょう。ヌシの甲羅の上のシダ類がかわいい…

 「隠り江」、ひとの意識をのせだいじなひととの間に水脈を結ぶ蟲。弱い弱いと大事にされてた嬢ちゃんが意外とたくましくて読んだあと顔がほころんでしまうはなし。そうやって想いが一方通行じゃないのっていいね。

 「日照る雨」、穏やかに蟲と共存してる話が続いたけど、どうしてもそうはできない者の方がむしろ多いわけで、そしてそういうひとのはなしの方がいろいろ沁みたりする。ギンコも同じ、流れていくしかない身だけど、不幸なばかりじゃないということばに救われる。

 「泥の草」、不幸の連鎖というか。原因が私欲とかじゃないだけに因果応報とは片付けられない感じ。最後に残された子に恨みが残ったらやりきれないところだったから、それだけはよかったかなと思う。

蟲師 8 (8) 漆原友紀(アフタヌーン)
comic | 漆原友紀
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蟲師 7巻 & Official Book  [Edit]
2006-03-01 Wed
 本屋で平積みになってた全巻表紙を眺めて、ああやっぱり好きだなあこの感じ…と思った。そんで家でも並べて眺めてた(笑)。ファンブックもいいけど画集が出ればいいのにー

 「花惑い」、人を狂わすほどの美しさ…とは言っても蟲自体には意思はなく。そして多分それを取り込んだ佐保にも…。美しいものを手離したくない人間の業はやっかいで少し悲しい。佐保の「いやだ…!」は生き延びるための蟲の本能か、佐保自身の叫びかどっちだろう…後者かなとも思うんだけど、それだとますます哀しいな;

 「鏡が淵」、真澄ちゃん…本来の性格とのギャップが・笑。そうだね、そこはさみしくて寒いから。生きて熱量があるうちは闘わないと…。本来はそういう人間の話が大好きなんだけどね、でも実は、この話で一番好きなのは、実体も力も持たない方の蟲の方を放っておけないギンコだったりする。きっと心情的にはこっちの方が近いんだろうなー…

 「雷の袂」はちょっとやりきれない感じ;抱きしめることはできても最後までとうとう愛しているとは伝えられない母…それでも子供はそれを抱えて生きていくしかないのだ…痛いなあ;

 「棘のみち」、淡幽再登場v。誰にも肩代わりしてもらえることのない重いものを背負っていながら、きれいなものやうまいものを知っていてよかった。ひとりじゃない、とそう思えてるのなら。蟲の視えない跡取りのたましいの代わりに人口の蟲を吹き込んでも使命を全うしようとする薬袋家。クマドの行く先に光はあるんだろうか…?今回淡幽がフツーの女の子っぽくてかわいくて、つい淡幽→クマドかと思っちゃったけど、2巻読み返したらやっぱりギンコの方が…とか(笑)。あのつらい蟲封じを見せられる人がいるってのは…大きいと思う。つかクマドの方は自分の存在そのものが問題だからな;見えたと思ったら見失う、それを放っておけないのかなと…自分がたまやギンコからもらったものを分けてあげたいんだろうなー…

 あーんどアニメ。最初見た時も結構いい感じだと思ったけど、続けて見たらますますイイ。原作をそのまま映像化(コマ割りから演出まで)が制作側の原点ってことで、アニメならではの演出とか解釈とかない分へたにツッコミ入れるようなとこもなくて、ボーッと見てしまう…。シナリオが全部女性ってのはアタリかもしんない。理屈で説明できるところもできないところもそのまんま映像になってて、風景とか音楽とか…まさに「ただそこに存在し、あるようにあるだけのもの」って感じ。流れ込んでくるのを受け入れるだけなんで、頭カラッポになります…緑の濃淡がキレーだし音楽も沁みる…

 Official Bookは、そのアニメ関係のインタビューや絵コンテ(うまー)、シナリオ陣によるオリジナルな小話がいくつか。あとはフツーに用語集とかキャラ紹介とか。アニメ現場のとにかく原作をいかにそのまま映像化するかーに、監督・脚本・音楽それぞれからどんなアプローチをしてるかが一番面白かったかな。それと「蟲の理」。音楽は毎回話毎にエンドロールで流れる音楽が違うのだそうで、意識してなかったけど確かに…。こりゃサントラ買わなきゃだなv

 それにしてもアニメ続けて見ると、漫画で読むより受動的に浸ってしまうせいかどことなくものさみしく、人恋しい気分になるなー…

蟲師 7 (7) 蟲師Official Book 漆原友紀(アフタヌーン)
comic | 漆原友紀
CM:0 | TB:0 |
蟲師 6巻  [Edit]
2005-06-25 Sat
 アニメ化っすか~………う~んそれはどうだろう;ねえ?

 この巻は水辺の話が印象的。どれも人と蟲の間の存在となった者と側にいる誰かの話で、今回はみんな人に戻ったってことはそれだけその二人の「つながり」が強かったというわけでどれもいい感じっした^^。その分ギンコは一歩引いて今回は蟲師に徹してたけど、蟲の側に引っ張られてしまう人を放っておけないアナタが好きv
 「シンプルで美しいもの」か…ここにはホントそれがあると感じるんだよな~。

 「天辺の糸」、地面の下の光脈と天の川の相似形が美しい…。蟲の現象にもいろいろあるけど空にぽーんと舞い上がるのが民話的にも意外な感じで面白いなー。画面のそこここに広がる星空を見てると胸を掴まれます。

 「夜を撫でる手」、辰卯兄弟が好みv自分のことより兄が心配な卯介がかわいいっす。どんなに力があっても人間という存在にとって闇の存在は大きすぎる。ギンコも闇が怖いんだねえ。

 「雪の下」、この話はとっても好きだなーあ。やっぱり雪景色は自分の原風景の一つなのかな。忘れていた涙が凍ってた心を溶かしていくみたいで、痛みを体感するよう(子供の頃のしもやけの痛みがよみがえる…)。あと雪の結晶に似た雪蟲がめちゃめちゃかわいいんですけど(笑)ちょっとダメな男の子としっかりものの女の子の組み合わせも好き^^

 「野末の宴」、酔ってる時だけ蟲が見える酒かーいいかもしんない。お、大人イサザがv…落ち着いてよい漢になってたけど、ギンコは子供の時も今もギンコだなあv。ところで蟲煙草ってナニ。そんなの喫ってたのか…(笑)

蟲師 (6) 漆原友紀(アフタヌーン)
comic | 漆原友紀
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| 日々是好日 |
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