読書の欠片ネタバレあり
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池袋ウエストゲートパークV 反自殺クラブ  [Edit]
2005-07-08 Fri
 今までは少年犯罪系のネタが多かったけど、今回はもうちょっと社会派寄りで少し傾向が変わってきたかな?…と言っても犯罪系の半分は自分パス;;って感じだったので、むしろ小説的にはこっちのがいいかも。

 中でも「死に至る玩具」がよかった、重いけど…。このシリーズのネタ元は大抵ニュースや何かでよく見聞きする事件や社会問題だけど、こういう話も実際あったのかな。少なくとも玩具(に限らないけど)のほとんどが中国で作られてるのは事実だろうし、実際ありそうに思えますが…自分だけよければいいって資本主義を追求するのはホントもういい加減やめないとね;。現実より大分甘いかもしれないけど、こうなってほしいという希望を込めて。「どうすればいっしょにただしいことができるのか、おれたちと話しあってくれ」

 あと最初の2編では今までどおり友達ネットワークで乗り切るマコトだけど、ガキどもを束ねる王様に地元ヤクザの若頭に風俗関係に睨みの効く馴染みの刑事(ついでに署長は幼なじみだし)にスゴ腕ハッカーまでよりどりみどりだと…ねえ。ちょっと都合良すぎでしょう(笑)。でも「死に至る玩具」「反自殺クラブ」ではこのネットワークが最低限でマコト自身が自分のできることをやってるのがいい。扱ってる事件は大きいけど、でもできることもやってることもマコトの手の届く範囲であくまでシンプル。大掛かりなムーヴメントを起こすよりよっぽど嘘くさくないし、それでいいのだ。

反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク 5 石田衣良(文藝春秋)
コメントを読む(4)
  by june
banriさん、はじめまして。
シリーズが続いてくるにしたがって、社会派寄りというか、
石田さんの怒りとか希望が現れているなあと、感じています。
私も、「死に至る玩具」「反自殺クラブ」の解決方法は好きです。
印籠をふりまわすのではなく、こういう1作目の頃のような解決をしてほしいと思うのですが、
解決方法が変わっていくのも、マコトくんも成長していくということなのでしょうか・・。
>juneさん  by banri
はじめまして、TB&コメントありがとうございます^^
私もマコトは作戦指揮をとってるより自分の足で動いてる方が好きですね~。「死に至る玩具」や「半自殺クラブ」はメッセージがストレートに伝わってきたなーと思いました。
  by 元Tennis Boy
はじめまして。チームワークで相手を嵌めるのも好きですが、マコト単独の助っ人も、より地に足がついた活躍で面白いです。TBさせてください。
>元Tennis Boyさん  by banri
こんばんは、TBありがとうございます。
はじめましてではないですよね(笑)
1巻の頃と比べるとマコトも成長してますしね、単に好みですが私的にはああやって単独で動いてる方がマコトのいいところが発揮できてるような気がしました。
novel | 石田衣良
CM:4 | TB:4 |
スローグッドバイ  [Edit]
2005-06-30 Thu
 これは恋愛短編集だったんだけど石田月間で珍しく手にとってみた。20代の恋愛ってことで、語り手が若い男性のせいか女性がちょっと一面的な感じで最初はまあその辺にありがちな…と。でもこれ書いた年代順に並んでるのかな、後半に行くと女性がなかなか魅力的になってきたかな^^

 「真珠のコップ」のコールガールとお客の恋はありがちだけど淡々としつつ幸せな感じがなかなか好き。「夢のキャッチャー」は不屈の闘志でシナリオライターを目指す彼女が自分勝手にならない程度に強くていい。いつ落ちて来ても受け止め体制だった彼が報われてよかったねえと(笑)。一番お気に入りは「ローマンホリディ」かな…ってこれは厳密には恋愛じゃないかもしれないけど、上品なおばあちゃんが魅力的v

 ん~だけど男性陣が嬉しい時や幸せな時にちょっと泣きすぎじゃないっすか(爆)「IWGP」のマコトもだけどやけに涙もろくなってる気がする…ありがたみがなくなるのでほどほどがよいと思います(笑)<男の涙

スローグッドバイ 石田衣良(集英社)
novel | 石田衣良
CM:0 | TB:0 |
池袋ウエストゲートパークIV 電子の星  [Edit]
2005-06-30 Thu
 ここは「東口ラーメンライン」でしょう~(笑)。ツインタワー1号2号がいい出汁、じゃない味だしてました。ていうか初めて人間になったよ…。嫌がらせ犯はせせこましかったけど(あんまり小物なので単なる手先だと思ってた…)、逆にマコトが請け負う仕事は大掛かりじゃなくてこんなことでいいんじゃないかな。表題作の方はご勘弁;

 文章についてはこのあたりではコラムに飽き足らなくなっているんですねー。そのうち小説とか書き始めたりして(爆)。あと段々マコトが涙もろくなっているような…年かな(オイ)

電子の星 池袋ウエストゲートパーク〈4〉 石田衣良(文藝春秋)
コメントを読む(2)
  by 元Tennis Boy
はじめまして。Gボーイズも社会に出て頑張ってるんだなぁ、と長いシリーズならではの展開が面白かったです。TBさせてください。
>元Tennis Boyさん  by banri
はじめまして、TBどうもありがとうございました。ツインタワーの二人、すごく地に足をつけてがんばってるのがよかったですよね^^。こちらからも後ほど寄らせていただいますのでよろしくお願いしますー。
novel | 石田衣良
CM:2 | TB:1 |
池袋ウエストゲートパークIII 骨音  [Edit]
2005-06-30 Thu
 この表題作はかなりイヤ(TT)…ほとんど冒頭で何の音か分かってしまうので更に痛いっす;
 マコトの恋バナもそんなソソらなかったしなあ(笑)。NPOと地域通貨はなかなか面白いと思ったんだけど。

 この巻では「西一番街テイクアウト」ですね、お気に入り。2巻のヒロキ同様ここでは少女がマコトに心を開く。ラストの手紙がよかったなーやっぱり少年少女が未来に希望を持ってるのは良い。ホステスである香織のママも悪くないし何よりマコトママが大活躍(笑)。面倒見がいいのは母譲りなわけね。

骨音 池袋ウエストゲートパーク3 石田衣良(文藝春秋)
novel | 石田衣良
CM:0 | TB:0 |
池袋ウエストゲートパーク  [Edit]
2005-06-30 Thu
 というわけで順番逆になったけど1巻を読むと、わーマコトがまだやんちゃだ(笑)。まだ高校出たてで、どことなく先が見えない未来を持て余してるような。マコトが本当にこの池袋をベースに生きていこうと思ったのはラストの「サンシャイン通り内戦」からのような気がする。「書く」こともここから始まるんだしね^^(作品を重ねる毎に「書く」ことへの気持ちが変わっていくのが一つの成長バロメータで面白いなと)

 あと、タカシがどうしてモテるのかよく分かった(笑)。ガキどもの王様って何してるのかと思ったけど、確かにこいつはひとかどの人物ですね、うん(でもやっぱり何して食ってるのかはよく分からない…爆)

 話的には「オアシスの恋人」がなかなか。元同級生のヘルス嬢とその恋人のイラン人とのマコトの関わり方がやっぱりナチュラルなのだ。外から見たら強制送還でお別れでも、何だかたくましくて明るい感じのラストもいいしね。

池袋ウエストゲートパーク 石田衣良(文藝春秋)
novel | 石田衣良
CM:0 | TB:0 |
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