読書の欠片ネタバレあり
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家守綺譚  [Edit]
2005-03-30 Wed
 梨木さんのは「西の魔女が死んだ」以来2作目なんだけど、全く印象の違う作風で、いやこれはとっても気に入りましたーv。百鬼夜行抄ちっくだと聞いていた通り、世界観や登場人物もいい感じに好みだったんだけど、まず文章がすっきりあっさりしてて、それでいて雰囲気があって。時代は特定されてないけど「今」ではない時間の流れとその土地の空気を感じるんだよねえ。「西の~」では作者が用意したファンタジーな空間に、現実から守られた、というか閉じた印象を受けたんだけど、こちらは現実との境界が曖昧で緩やかにつながった自然な感じ。こういう文章とかスタンスって好きだなあ~^^

 駆け出しの物書きを生業としながら学生時代に亡くなった親友の実家の守をしている綿貫征四郎、この青年と大人の間くらいの男が語り手っていうのがまずポイントかもー。さるすべりに懸想されても、庭に河童の抜け殻が落ちてても、狸に化かされても、そして死んだ親友・高堂が掛け軸の中から現れても、一応は驚きつつもそのまま受け容れてしまうような気の良さと安定さ、食べる御馳走よりも精神的な御馳走を喜ぶ物書きの性ともいうべき想像力と適応力がこの作風を支えてる。四季折々の植物たちと、風景に溶け込む「あちら」の世界、どちらもささやかだけど確かに在ると感じる存在感が却って豊かに世界を覆っている。

 自分に惚れたさるすべりに応えられない代わりに本を読んでやるような綿貫もだし、さも当然と言わんばかりに「河童の抜け殻です」と断言してくれる隣家のおばさんや「あちら」との境界にいるような和尚や高堂、不思議と「あちら」の生き物の面倒を見ることが多い犬ゴローなど、どこか全体にのほほんとコミカルな雰囲気を漂わせながら、でもそれがいつか渾然一体にならないのがいい。むしろ「あちら」と「こちら」は繋がってはいても混じらないもの、違う世界なのだ、と浮き彫りになっていく…うん、こーいうところが確かに百鬼夜行抄っぽい。なあなあで交わってしまうより、こういう方が好きなんだよねー。行ってしまえば戻ることはできず、手に触れられない分大切に思えるような。

 あれだけひょいひょいと、死んでからも変わらない性格のまま現れていた高堂がめっきり姿を見せなくなり、未だ遺体の見つからないその死に隠された秘密に触れた時には、その境界を思い知らされて何だか切ないような、でも綿貫がこれでようやく高堂のことを書けると思えたのが嬉しいような。「彼方へ/君と共に行かまし」…途中挟まれたゲーテの詩が、最後まで読むとああ高堂お前もそうかと思えて震えがきたなあー。選んだ道は違ってしまったけど、もう同じ時は生きられないけど、綿貫がそれを知っている限り高堂も「あちら」のものも確かに存在しているだろうから…

家守綺譚 梨木香歩(新潮社)
コメントを読む(2)
  by 莉絵
 banriさん、こんばんは。また、トラックバックさせてもらいました。梨木香歩はこれをはじめて読んだのですが、もうちょっと早く読めばよかったと思いました。
 最後の綿貫の述懐がすきです。すべてのものの存在を明かにしない、闇を受け入れる度量さのようなものが、全編に行き渡っていてえもしれない気分になりました。
>莉絵さん  by banri
莉絵さんこんばんは。コメントすれ違いになっちゃってました、遅くなってスミマセンー。
私もこれで梨木さんにハマったのです。世界観や語りの中にいろんなものの存在を許す懐の深さがありましたよね。
莉絵さんとこでも書かれてましたけど「村田エフェンディ」もぜひ読んでみてくださいね~。少女や女性を描いた心理度の高い作品群と読み比べてみるもの面白いかもです(って今私もちょっとずつ読み中なんですけどね)
novel | 梨木香歩
CM:2 | TB:1 |
ガールズインラブ  [Edit]
2005-03-30 Wed
 これまた予約棚にある時にちまちま読んでたんだけど、イギリスでもティーンズに人気のシリーズらしい。こちらでも中学生くらいのコがよく借りていくんだけど、最近は小学生も借りてくなあー。9年生っていうから主人公たちも中学生の女の子三人、カッコいい彼氏が欲しいー大人っぽい女の子になりたいーなどと憧れながら現実はそうそうマンガのようにはいかなくて、コケたり醜態さらしたり盲目になっちゃったりの等身大ストーリーと女の子の友情みたいな。そういえば昔のコバルト文庫ってこういう系統のあったかもー懐かしい(笑)
 イラストや手書き文字もかわいいし、翻訳っぽくない文章は素で日本語の話し言葉になってるしで楽しく読めるんじゃないかな。シリーズあと3作あって、多分理想とは大分違うけど3人それぞれにこんな現実も悪くないかも、って思える未来が待ってるんじゃないかなと^^

ガールズ・イン・ラブ ジャクリーン・ウィルソン(理論社)
novel | ジャクリーン・ウィルソン
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ヒエログリフで学ぼう!  [Edit]
2005-03-30 Wed
 テレビでおなじみ早稲田大の吉村教授の、古代エジプトの歴史をさっくりと辿った本なんですが。ヒエログリフの絵がかわいいのだー^^。対訳もついててファラオの固有名詞を表すヒエログリフとかなかなか興味深く、児童書かと思ったくらいかみくだいて大まかな歴史と10人のファラオについて語ってあるので私にも分かりやすかったす。
 パレットやスカラベといった当時の宣伝メディアに残された数々のヒエログリフから歴史を読み解く人がいるってのが純粋にすげーと思うんだけど、「既成事実は書かれたものによって作られる」、つまりこういうことがあったことにしたいと思った権力者が書き残せばそれが歴史となるわけで、その裏まで想像の翼を広げてるのが面白かったわ。

ヒエログリフで学ぼう! 吉村作治(荒地出版社)
novel | ヒエログリフ
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今年もアレです…  [Edit]
2005-03-30 Wed
 じーわじわとアレ悪化中…朝晩もだけどどうかすると薬である程度治まってるハズの日中もハナミズが止まらなくなったり。本サイトの引っ越しだとかXでのweb作成環境(これが意外と大変そうーで相変わらずclassic環境で作業中なんだけど文字がうちづらいんだわ;)とか、いろいろPC作業もあるんだけど集中・思考とも落ちてるのでままならず、最近の夜の日課といえばワンピアニメ観賞だったりして(笑)
memo
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ぽっかぽか14  [Edit]
2005-03-20 Sun
 何だか悲しい話ばかり聞く昨今だけど、だからこういうぽかぽかする話は嘘っぽいかと言えば意外とそうではないわけで。そこまで素直に言葉にはできなくても気持ちだけはうん分かるなあと思っていられたらいいなと。それにしても急に嫁が優しくなったからって息子に「中学生の時催眠術に凝ってたろ、まさか」には大笑い。手後れになる前に思い出せればいいんだね、きっと。

ぽっかぽか (14) 深見じゅん(YOU)
comic | 深見じゅん
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ハチミツとクローバー 7巻  [Edit]
2005-03-20 Sun
 帰ってきた竹本くんのカオが男っぽくなってて不覚にも(コラ)ドキッとしてしまったー。ためらいなくはぐちゃんの頭に乗せられた手が嬉しい。言葉より愛しさに正直で、告白シーンよりハート直撃だったわv。しんさんもタイプだったけど棟梁が素敵だった~(笑)。はぐちゃんの笑顔も久々に見れましたねv(森田のおかげでも竹本のおかげでもなかったけど…)つーか森田さんその顔やっぱり反則だし<窓の外

 ハチクロ語りってより自分の好み語りになっちゃうけど、自分青臭い青少年って好きなんだけど、そのままストレートなんじゃなくて隠れ属性が好きなんだなーって。普段冷静で大人ぶってる人が崩れるのがツボ(笑)。あとね、無自覚な人!自分の胸が痛んでるのにも気がついてないような、そんなのはもう自分の一部になってるような。

 …というわけでストレートに悩みすぎる山田や旧竹本や、隠してるつもりで隠れてないまだまだ青いな、フッな真山の感情は惜しいところでツボを外れていたりしたんだけど。ニュー竹本は青臭さを隠せるようになりましたなーv。そしてつまり、あーだから森田の無自覚さと、野宮の隠れ青臭さが好きらしいって分かったってわけなのね(笑)。んでもって先生…もう隠すのも堂に入りすぎて、無自覚どころか全部自覚して噛み殺すことに慣れてるようで、でもそんなに縛られてちゃ幸せになれないよって;先生の幸せはどこにあるのかなあ~~><

ハチミツとクローバー (7) 羽海野チカ(クイーンズ)
comic | 羽海野チカ
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鋼の錬金術師 10巻  [Edit]
2005-03-20 Sun
 軍部祭り!さすが付き合い長いだけあってお互いの女の好みも熟知してますねー(ってそこじゃなく)。容赦のない大佐も走る司令官もかつてなく(オイ)カッコよかった。ハボもさすがにショックでかいんじゃないかと心配したけどらしくてよかった~。リザちゃんもかわいかったしね。リンゴ剥いてあげるアニメもアレはアレでよかったけどやっぱ原作のが好きー。つかランファン強すぎだ(汗)

 お話の方はエドとアルの話から世界の方へ向かってる現在。真理が何か、開けた扉の向こうに何があるのかはまだ分からないけど、エドアルは自分のことを、自分の手の届く範囲を守ってくれればいいなと思う。もうすでにここまで足を突っ込んだら・・・というか存在そのものが世界の謎に深く関わりすぎてて(父・・・やっぱそうですか?汗)自分と自分の大事なものだけ、なんて無理かもしれないけど。それでも世界は二人の手には大きすぎるー><。大人たちには二人が前に進めるようにこれまれ以上にがんばって欲しいっす;

 東の賢者と西の賢者、遠い古の力が二つに別れたとか?エドたちの世界とリンたちの世界に伝えられた力が合わさった時に何か起こる・・・かもしれない(無責任な予想)

 ラストが一番先とは思ってなかったな~;エンヴィやグラトニーだって、ヒューズのことがあっても、嫌いだと思ったことはないのよね。むしろ悲しい存在だと思うので(大総統はちょっとちがうかもね~)。何を望んでいたのか、どんな感情があったのか、もっと知りたかったな。38話タイトル裏の線画なんか見たりすると特に~。ああ66も悲しかったす;

 気になった伏線(?)、エンヴィが「ブッ殺す」から「潰す」に言い直したのって本来の姿に関わること?そんでもって、何か印象が違う?と思ったらホントだ、エドが三つ編みじゃない~~何で?(笑)

鋼の錬金術師 (10) 荒川弘(ガンガン)
comic | 荒川弘
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mini  [Edit]
2005-03-20 Sun
 先週は年度末近いせいか出たり入ったりで忙しかったけど、少ない時間でちまちまいじってたのでminiとは大分仲良くなってきたー。図書館のmac雑誌でよさ気なオンラインソフトを探すのが楽しいです<着せ換え(笑)

 アプリケーションはiTunesの操作性とか今までも好きだったんだけど、IPhotoもかなりイイ~♪今まで使ってたデジカメ付属のソフトなんて全然比べ物にならない使いやすさ&アタマの良さ!これは楽しくて写真整理が結構クセになりそうv。サムネイルで眺められる上にボタン一発でデスクトップに設定できたりするので写真だけじゃなく今まで集めた壁紙なんかもそこに入れてみたり。

 ブラウザはデフォルトのSafari(Apple純正)使ってみようかと思ったけど、フォントとあとテキストエリアがこっちの思惑より大きくなってデザインが崩れるのが惜しい;名前にひかれてmozilla FirefoxもDLしてみたけど、やっぱり微妙にフォントサイズが~~。それに今のヴァージョンだとまだIEからブクマ持ってこれないし。結局XPと見え方が一番近いのはやっぱりIEだったのでサイト作る時はこれメインにするしかないなあ~と。でもメモリ増えてるのに読み込み遅いぞ;<IE。Safariは言うだけあってさすがに早かった。けど9までの方が動きにサクサク感があるような;あと、どのブラウザにしてもフォント常に太字!って感じなのは一緒なのねー小さいフォントの時は見やすいしカワイイんだけど…12px以上だと却って目が疲れるよ(爆)とにかく自分がXで見てるのは大多数の人と見え方が違うってことだけは心得ておかんとな;

 あとXじゃOEもOutlookも使えないのねー!今まではmac版Office付属のEntourage(winだとOutlookになるのかな?)使ってたけどX用Office買わない限り似たような使い勝手のメーラー兼スケジューラーってないのか…フリーのメーラーもいくつかあるけど、まずはX付属のMailとiCal使ってみるとするかなー。
memo | Mac
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博士の愛した数式  [Edit]
2005-03-20 Sun
 11月からヒマを見つけてつまつまと(いやいつも貸し出し中で予約棚にある時しか読めなかったので~<殴)。事故で80分しか記憶が保たなくなった老齢の数学教授と娘ほどの年の家政婦、そしてその息子ルートの交流。どうも女流作家の系列って食指が動かなくってほとんど読んだことないんだけど、タイトルの感じとか割と気になったので。なかなか端整な文体で読みやすかったです。博士に対する疑似恋愛感情や縁の薄かった父親という部分に博士の存在が染み込んだという部分もなくはないと思うけど、それよりもどこかにはあるけどまだ手に届かないだけだという真理とそれを求める博士の祈りや感謝にも似た敬虔な静かさが心を落ち着かせるのでしょう。数字や数式だけじゃなく、幸せとはそういうものだと思うので…

 小学生ながら無邪気さから思慮深さへと変わっていくルートがええ子でしたー。人知れない博士の悲しみと語られなかった胸の裡が淡々としてるのが却ってよかったな。

博士の愛した数式 小川洋子(新潮社)
novel | 小川洋子
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とうとう  [Edit]
2005-03-20 Sun
 今年のアレがはじまったみたいです・・・><

 バイトですが4月から引き続き図書館でお世話になることになりましたー。私もせっかくだからもうしばらくはこの環境を堪能したいなと思って<実益より趣味か(笑)
memo
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バッテリーVI  [Edit]
2005-03-14 Mon
 完結~。卒業式後の海音寺との会話からはじまった二度目の早春の物語は横手との試合、門脇への一球で終わる。読み終わって最初に思ったのは、そうかこれは巧にとっては野球の物語じゃなかったんだなってこと。野球をやりたいってこととピッチャーでありたいってことは全然別で、巧にとってそれはポジションの名前じゃなくて存在を示すものというのは最初から一貫してずっとそうだったけど、「バッテリー」もそうだったんだね。海音寺にとってバッテリーっていうのは野球をする上でのものだけど、巧と豪にとっては別の意味を持っている。

 そういう相手と出会ってしまった巧が、豪が、どう変わりどこへ向かうのか…その「今」の物語だから勝負の行方は語られなくても、全然「えーここで終わり?!」って気持ちにならなかったのですよ。そしてそれと同様に語られて来た海音寺や瑞垣の物語にも…なんだろう、会話し、惑い、言葉では何て言っていいか分からないことを身体で感じ取っていった過程そのものが大事で、この試合でそれに何らかの決着が着くわけでなく、むしろここに辿り着いた時にはそれぞれに何か得ているような。自分の胸の中で、自分のことも誰かのことも、「ああそうか」って思える何かが見えている。言葉にはしなくても。だから後は次の一歩を踏み出すだけなんだ…。

 海音寺は今回も名プレイヤーだったな~~。海音寺や吉が「野球」って視点から見ているから巧と豪が今いるところはそこじゃないって分かったというか。多分今の巧は野球をまだ知らないのかもしれない。戸村の言う「人間がやる、生きた野球」なんてとてもとても(笑)…今はまだ、ね。でもその入口には立っていて、ただ多分海音寺たちとは別の道を通っていかなければならないんだと思う。巧だって間違いなく変化しているし他人を理解するって点でも格段に進化してるでしょう~でも自分の道を変えることは絶対にない。そういうコだもん(笑)。それを戸村は正しく感じてるし、海音寺も多分自分と同じやり方では巧を変えられないのが分かったと思う。結局海音寺は海音寺の、巧は巧の道を行くしかないんだけど、でもそういう出会いがプラスに働いてるのは確かで。型に押し込まず違う道を通ろうとする巧を見守る戸村の「負けるとは思わん」が嬉しかったな^^

 瑞垣。こいつが海音寺に揺さぶられるのは面白かったわ。こいつも決して口には出さないけど、見えてるんじゃないのかなあ、自分の見たくない本音がさ。門脇の告白(違)にどう答えるかはちょっと気になりますが…でもそんな簡単に素直になるわけないなあー。何となくやっぱり一度は野球から離れちゃうような気がするんだけどどうかなあ…外伝希望(笑)。門脇のようで在りたかったんだろうけど、でも君の才能は別のとこにあるんだよ?

 巧と豪。実は二人がこの出会いで得たものは正反対なのかもしれない。それとも時間差なのかな?先に満たされたのは巧の方なんだね、きっと…渇いてた時間が違うしそりゃ染み込むのも早かっただろうと。自分の全てを出せる球を受けてくれる存在から、「豪」っていう存在そのものが自分にとって必要だと、出会えて幸運だったと思ってしまった巧と、巧の球を受ける快感を知って、今まさに最高最速の球を投げる巧を希求してる豪と。豪の方は出会えて幸運だったとは今はとても思えないだろうからな~。巧がやっとのことで伝えた「キャッチャーだから一緒にいるわけじゃない」が今豪の欲しかった言葉じゃなかったというすれ違いがなかなか切ない;豪はキャッチャーでいたいんだもんな、巧限定の。でもそこが巧とは違うところなんだね、今はまだ。

 それでも希望はあるんじゃないかな。豪の欲しいのは単に最高最速の球じゃなく巧の球なんだし。今の豪の欲求は豪と出会ったばかりの頃の巧の欲求と同じで、その時より巧が進化してるから。青波にボールを渡したり、ヒガシに右手を差し出した巧の変化に、豪ならきっと気がつくと思う。ボールがたったひとりの相棒だろうと豪は言ったけど、巧にとっては今ではボールだけじゃないんだと。そして巧の方が先に「野球」の入口に立って待っている。豪は悲観的だけど巧でさえ(オイ)進化するんなら豪が進化することもあるでしょう。このバッテリーって関係がどうなるのかは誰にも分からない、けど、ただ行けるところまでとことん行けばいい。できるなら少しでも長く、高みを目指して。

バッテリー〈6〉 あさのあつこ(教育画劇)
novel | あさのあつこ
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初OSX  [Edit]
2005-03-14 Mon
 変換アダプタ、銀座のApple Storeまで買いに行ってくれた人が速攻で送ってくれたのでよーやくmini起動v…ってアダプタ高価い上にでかッ(爆)箱の大きさminiのと同じくらいなんですけど。出しても太いケーブル含めるとものすごく場所食う;せっかくminiが小さいのに~~><。しかもなんだ、モニタ口だけじゃなくて二つしかないUSBのうちの一つも使っちゃうの~?!うう、1しょぼん…落ち着いたらもうちょっとスッキリ配置させよ;

 そんなわけで初OSXだ、CPUもメモリも今までより大きいからこりゃさぞやサクサク動いてくれるだろうな~v…と思いきや、ん?何かビミョーにタイムラグが…?フォルダとかファイル開けたりすんのもOS9の方がサクサクっていうかキビキビっていうか。まずはデフォルトのアイコンとかデカすぎるので見た目からあちこちいじってみたんだけど…システム的なことはよく分かんないけどディレクトリの感じとかmacってよりWINっぽいような。これは思ってた以上に今までと違うかも~?しかも!げ~~ブラウザでの見え方がえらく違う~~><。同じフォントでこの違いは一体??こーいう立体的な字キライじゃないけど、うちみたいなほぼテキストばっかりのサイトでこれって疲れる~。9とXPはほぼ見え方同じだったのに…これじゃ違いすぎ。自分家なのになんか違うというかよそよそしいというか;これからこれベースに作らなきゃいけないのか…。ハッしかも「~(チルト)」が全部文字化けしてるし;アドレスにこれ入ってるサイトは全部リンク切れてるよ~凹;うう…設定でどうにかなるんだろーかコレ><

 何だか困惑しつつ、気を取り直してとりあえずデータ持ってこなくちゃーと…でもこれがまた大変でね;二晩目にどうにかファイル共有できた時は思わず歓声上げたけど、一夜明けてみたらclassic環境でも動かないし?アレー??HD丸ごとコピーしたのがいけなかったのか?…と途方に暮れてみたり。週末はゆっくり調べたりいじったりする時間もなかったしそのまま保留…つまりminiではまだ何にも作業できないので結局CUBEを繋ぎ直してコレ書いてます(爆)ちょっといろいろ調べてから再チャレンジ~~><

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 個人的覚え書き。

1・共有設定、これはOK。コピったHDは消して必要なアプリとファイルとデータだけ引っ越し?とにかくclassic環境で今までのアプリが動くようにするのが最優先。

2・Xで使うメーラーとブラウザとスケジューラー決める。そんで9からデータインポートする。使いやすいのって何だろ~…スケジュールは手入力かも;

3・officeとかフォトショとかはclassic環境で使えるんならまー新しいの買わなくていいかと(てか高価いし><!)。HP関係のフリーのとか安いシェアウェアは新たにX用DLしてこないといけないだろうな…良さ気なの探して入れてから徐々に切り替えることにしよう、うん。ていうかまずは日本語入力がことえりじゃ案の定使いにくかった;使い慣れたEGBRIDGE買う(涙)か、シェアウェアで良さ気なユーザー辞書があったのでそれ入れてみようかな。あとはノートン先生とバックアップソフトあたり。今まで使ってたソフトが全部使えないのってやっぱイタイ。

 まあ振り回されてもカワイイと思えるのがmacなんだけどね。早くもっと仲良くなりたいもんです・笑。
memo | Mac
CM:0 | TB:0 |
輝夜姫 27巻  [Edit]
2005-03-08 Tue
 完結…だけどやっぱりちょっと納得いかなかったかも?(汗)なんだか救いがどこにもないというかどの辺がメインの話だったのか結局分からなかったというか;かぐや姫が二人(晶と由)だったからいかんかったのか(違)甦ったドナーたちが怒りと憎しみの感情から解き放たれていく過程は好きだったんだけどね…残されたミラーが可哀想っつか、守と楓のほのぼのコンビ(ああそっか、ジャックとエレナに似てるんだ・笑)がもう無関係な他人になってしまったのがさみしいっつか。結局晶×ミラー、由×碧になるんなら今までの晶×由は何だったのかしら…どうせならもうちょっと早く思い切って幸せになってもよかったのにな;;

 …ていうかこれだけ長い話なのに結局ハッピーエンドじゃなかったからこんなにムナシイのかしら…今までの他の話だって決してみんなハッピーってわけじゃなかったし悲しいこともあったし報われなかった人もいたけど、それすら切なくて何か残ったのにな。今回はいまいちスッキリしなくてちょっと残念><

輝夜姫 27 (27) 清水玲子(花とゆめ)
comic | 清水玲子
CM:0 | TB:0 |
アブダラと空飛ぶ絨毯  [Edit]
2005-03-08 Tue
 ここでもやはり男の子は穏やかで流れに逆らわず、女の子はやたら決断が早い攻め属性なのね~^^。舞台はインガリーより南方の国、ラシュプート。父の死後絨毯商人として地道に、しかしそれなりに商才を発揮して日々の糧を得ていたアブダラの元にある日アヤシすぎる空飛ぶ絨毯売りが(笑)。夢の中で飛んだ先には生まれてから父親以外の男性と会ったことがないという「夜咲花」姫、アブダラが姫に一目惚れするのはともかく姫が速攻でアブダラとの結婚を決めるのは少々早すぎだろうけど、終わってみれば姫が洞察と直感に優れた賢い娘さんだったことが証明されましたねー。物語のほとんどは目の前でジンに攫われた夜咲花を追いかけていくことなんだけど、その間にアブダラが大人しいけど決して優柔不断じゃなく、夢想家ではあるけどその夢に逃げ込まない真っ当さと他人に対して優しさを持った男の子なことが分かってくるのでv。成長してそうなっていくってよりはもともと持ってる性格みたいだけどね。

 小道具として魔法の絨毯があるにも関わらず、地道に歩いて探しに行くのがいいんだよねえ~。砂漠を越え、警備隊に追われ、猫の世話をしつつ(コレ重要・笑)夕焼けを見ながら野宿とか。ファンタジーなのにリアルというか結局頼りになるのはスネ魔法(笑)よりも智恵とか自分とか友達とかっていう、前作に引き続きいい感じにジュブナイルなんだよね^^

 前作に引き続き…と言えば隠しキャラたち。ハウルはバレバレでしたが(爆)、まさかモーガンがあの姿で生まれたんだとは思わなかったので楽しかったですねえ~。そして相変わらずケンカの原因がラヴくって嬉しかったわ、くすv<あなたが残るならわたしも残る

 しかし実はこの中で一番のお気に入りは兵士かもしれませんー。なんかこういうサバイヴァル系で面倒見のいいタイプにはかなり弱いです。それでもってその正体はそう来るか~と(笑)。いや、よかったね、前作じゃちょっと気の毒だったし幸せになってv。っていうか、別人格になってたおかげで枠を越えたというか、元の身分にはなかった属性が加わっていい男になったというか。兵士とビアトリス王女のところは、アブダラと夜咲花が仲直り(?)した場面よりもツボにはまってニマニマしてしまったわ~~v

 あとはジン兄が何だかんだ言って弟を放っておけなかったとことか。善悪を越えた、そういうちょっとした感情がリアルだと物語が引き締まります。インガリー周辺から遠い国々のことも語られて現実のこの世界のような地図も思い浮かび、実際戦もあったんだけど…今回のことがキッカケになって友好関係が築かれ当分の間は世界が平和に暮らせそうなのも大団円にそっと花を添えてよかったv気分を演出してくれたしね。

アブダラと空飛ぶ絨毯 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(徳間書店)
novel | DWJ
CM:0 | TB:0 |
mini到着~~vv  [Edit]
2005-03-08 Tue
 うわー小っちゃいです(すりすりvあーひんやり)モニタとキーボードは今までのをそのまま流用なので早速つなげようとしたんだけど………うッ、変換アダプタ(げっしかも高ッ;)がいるんじゃんこれ…つ、つながらない!(どーん…)しかも買おうにも近くの取扱店には在庫がないしApple Storeだとまた2~3週間かかるとかフザケタことをぬかしてくれるし、直営店は在庫あっても通販してくれないし…目の前にあるのにオアズケ(涙)秋葉の大手ショップに在庫がなかったら、知り合いに銀座まで走ってもらいます、る~~;

 まあ、でも今せっかくバッテリ6順番回ってきてるのにここ2~3日手が着けられなかったんで。アダプタが来ると当分設定その他にかかりっきりになるのは明らかなんで、その前に読めるし却ってよかったかも(転んでも前向き・笑)
memo | Mac
CM:0 | TB:0 |
雲を殺した男  [Edit]
2005-03-04 Fri
 「岸辺の唄」の続編…でも設定忘れてたので読み返し、ヨシ復習OK。エン…まだプロポーズしてないんですね?(笑)

 「失われた岸辺」、ジンファのお母さんはケンソウの故郷から来たのかなー?オリッサは強くてかわいいv。普段ヘラヘラ生きてても決して解放されることのなかったケンソウの心が自由になったよかった。

 「西から来た箱」、チビ泰麒…が成長したらデカい女に(違)。鬼人の兄さんは相当好きなよーに生きてるな、いいのかあれは?まあ本人たちが幸せならいいか<オイ

 「雲を殺した男」、やっぱり農民の暮らしよりこーいう仕事のが向いてるような<エン&ジンファ(殴)。三回読み返してやっと顔と身体を元通り繋げた(パズルですか)…元は罪人でも頭が牛だと働き者で妙にかわいいv(笑)。ケイナとシウンの出会いと呼び方が好き~。

 「赤い旗」、これは話も好きだしラオがいいキャラすぎ。先代当主の奥方も天晴れ。つーかムイ(魚人の兄)はマジにシウルイに惚れてたのだね…(でも切ないよりどっか笑えてしまうのはナゼだ・笑)むしろカイ(妹)より大奥様の気持ちが分かったことでしょう<死ぬ時は故郷より好きな人の側で

雲を殺した男 今市子(EYES)
comic | 今市子
CM:0 | TB:0 |
笑わない人魚  [Edit]
2005-03-04 Fri
 ちょいと古めのBL、ギャグは少なめ(笑)ホームコメディ以前の作品集ですね。この時代のはどことなく片思いだったり忘れられなかったりで切なめ。うん、でも、デキあがってしまってるBLよりその前のこう、いろんな気持ちを読む方が好きなんだな…

 「笑わない人魚」→「廻遊魚の孤独」、14の時に好きになった人と、やっと付き合えるようになってもすぐにハッピーエンドとはいかない不器用さ。心配性な恋人の冷たい素振りは信じちゃいかんです。「青髯の友人」、カクの気持ちが分かって切な;

 「真夏の城」、わー川江&浅田くんだびっくり(笑)。一つの思いに決着つけないと先に進めないのは自分も同じ、大丈夫幸せになれるはず<「楽園まで~」の方もね(笑)

笑わない人魚 今市子(あおば)
comic | 今市子
CM:0 | TB:0 |
しゃばけ  [Edit]
2005-03-04 Fri
 表紙のイラストが味があっていいv。中身もほのぼのと読みやすかったですー連作短編なのかと思ってたら長編だったのね。

 大店の廻船問屋・長崎屋の若旦那、一太郎は小さい頃から身体が弱く、死んだ祖父が連れてきた妖に守られてどうにか17才まで生きてきた。今は何度も生きるか死ぬかを繰り返してる一人息子のためにはじめた薬種問屋を(一応)任されてる一太郎だけど、御稲荷さんの化身である白沢と犬神は手代として守り神として、一に主人で二以下がないという尽しっぷり(箸より重いものはめったに持たせてもらえないし。怪我したと聞けば姫抱きだし・笑)。他にも屏風のぞきや屋鳴りと言ったつくも神がお菓子をもらいにわらわら出てきたりとなかなか賑やかなんだけど、喋る割には漫画っぽくなく妖の雰囲気が出てるのがいい感じです。

 話的には薬種問屋が次々殺される事件が起こる時代ミステリっていうか、事件の影にホンモノの妖っていう妖怪ミステリなので、一太郎は妖を使って事件を解く探偵役なんだろうと読む前は思ってたわけなんだけど…違った(笑)。むしろミステリというよりもジュブナイルなのね~。ここで語られてるのは事件やその裏にある一太郎の出生の秘密そのものじゃなく、何かを為したいと思ってる青年の思いっつか、なんだか上手く行かなくて、他人の境遇を羨ましく思うこともあって、でも自分なりに生きる道を模索していかなくちゃいけないって葛藤だったりするわけですよ。一太郎にしろ幼なじみの栄吉にしろ。う~ん江戸物ジュブナイルって割と新鮮かも~^^

 これシリーズがあと二冊あるのね、今のところ。多分やっぱり妖怪ミステリなんだと思うけど、それより白沢・犬神の過保護妖怪をかいくぐって一太郎が晴れて一人前の男になれるかってのが自分的読みドコロだな。栄吉の修業の成果もね(笑)

しゃばけ 畠中恵(新潮社)
novel | 畠中恵
CM:0 | TB:0 |
語り女たち  [Edit]
2005-03-04 Fri
 潮騒が常に響く小部屋で、訪れた女たちが紡ぐ不思議な話に耳を傾ける―聞き手の「彼」の主観はほとんど語られないだけに、自分もその外界から切り離されたような空間に立っていたり、隅っこに座ったりして聞いているような感覚に。こちらの姿は見えてないんだろうなというか自分が透明な存在になったような気がするな。

 語られるのは幻が現実になった時のような不思議な存在や、思いが歪んだちょっと怖い話、過去の思い出など…。印象的だったのは、美しい玉虫色のこどもの静かな動き。世界に一冊しかない本。駱駝が砂を踏む音。お約束でもやっぱり微笑んでしまうにこにこマーク。迷いなく歌う心。目にこめられた恋心。約束。人の想いと、それを超越してただ存在する物、両極端だけどどちらにも惹かれるのです。

語り女たち 北村薫(新潮社)
novel | 北村薫
CM:0 | TB:0 |
ONE PIECE 1~36巻  [Edit]
2005-03-01 Tue
 サン誕までに感想を…(なんか違)。また最初の方から読み返してみたりしてるけど、うんやっぱ面白かったです!週刊誌リアルで追ってたら途中は相当長く感じたと思うんだけど(笑)、まとめて一気に読んだので特にダレた感じも受けなかったしラッキーだったかも。

 「泣ける本」のベスト1に輝いたこともあるワンピだけど、自分がまずガ~ンとヤラレたのが「黙って見てるとこ」!も、最初からそうだったよね…。あ、コイツらすげー…漢だ…と思って。特にルフィは少年漫画の主人公らしく常に自分が先頭になって突っ込んでいくようなお子様なのかと思ってたものだから(いや17だったんだね、スマン;)、「任せられる」「手出ししないで待てる」とこにもうク~~ッって。マジ顔がホントカッコいいよ船長vv

 そしてルフィだけじゃなくてゾロもサンジも…ベタベタしてないってかむしろ普段仲悪そうでも(笑)、イザって時は全面的に信頼して任せられる関係ってのが思ってたよりずっと精神年齢高くってもうしっかり「大人」だったわ~~。そのくせ二人でいると対等というか普段みんなといる時とはちょっと違ったガキくさい顔も見れたりして、うーんいいねえ男の子ってvv。でもサンジの見せ場、もうちょっと多くてもいいんじゃ…(いやゾロに比べてまだ少ないってか、次あたりサンジの番が来るかしら?とか)

 三人ともしっかり腹筋割れてるトコも【愛】ですが(オイ…)、ルフィは普段のん気にしてる顔とのギャップと迷いのない信念が、ゾロは腕の筋肉とその真っ直ぐな求道精神が、サンジはスネ毛(ラヴv)と意外と心配性な騎士道精神が、【愛】です【愛】v(語りきれてない人もいるけどゴメン省略ってことで・殴)

 お気に入りシーンとか。

・シャンクス大好き~!これがルフィの根っこだよね。サンジに言った「そんなつもりで助けてくれたんじゃねェ!」に覚悟が。

・2巻、町長の涙「そうか?おれには見えなかった」ルフィに惚。

・ウソップ登場つかメリー号登場編(コラ)。肉と酒と方向音痴(ラヴ)

・サンジ登場、素直じゃない親子愛に乾杯v。ギンもナイスキャラだったけど、敗北ゾロの決意と歯を食いしばってガマンするルフィと自分の道を選んだ青少年サンジに。

・ナミ編、コレは泣いた~;ずっと一人で生きてきたナミにも、もう一人じゃないナミにもね;帽子を預けるとことマジ怒ってるルフィにはもう><。仲間度も信頼度も爆発度もサイコーすv

・スモーカー&たしぎ。あとエースもいいガタイ

・アラバスタ編は面白かった、国とか人とか。しかしやっぱゾロに比べてサンジの見せ場が(略)そろそろ新技とかどうでしょうv(そういう問題では)

・空島編、神様はともかく失われた歴史もなかなか面白いんだけど、あの連中にはとりあえず何の関係もないところがらしいっつかなんつーか(笑)。しかしまだまだ長そうだな…

・ウォーターセブン編、メリー号がどうなるのか気になる(いやウソくんもだ、ホントよ・殴)。病院の待合室でうっかりWJ読んでアイスバーグとフランキーのガキ時代にちょっと萌え(笑)

One piece (巻1) 尾田栄一郎(WJ)
comic | 尾田栄一郎
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2005-03-01 Tue
 もう三月か…。外は今日も雪が舞って冬模様だけど、もうしばらくすればそこここに春の気配が見えてくるんだろうな~。いろいろと慌ただしくバタバタと過ぎてく季節だけど、そういうのに気がつけたら何となく嬉しい気分で過ごせそうな気がする。そういう何気ないことを話せる人がいればなおさらねv

 週末に「語り女たち」と「しゃばけ」読了v早めに感想あげよう~<喝
memo
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| 日々是好日 |
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