読書の欠片ネタバレあり
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春っぽい  [Edit]
2006-02-25 Sat
 いつも今頃はもっと冬っぽい気がするんだけど、今年は春が早いのかなあ?コートがもう重い~。そのせいでもないけどリアル身辺が急に慌ただしくざわざわしてきてます。どの流れに乗るのがいいのか判断する間もなく流れ流れてドコに着くのかまだ見えません~取りあえず生活はちょい変わりそうですが…どこかの岸に辿り着いたらまた報告します(笑)

 そんななわけで大分うろ覚えなので白夜7回目は感想割愛;なんていうか…お互い幸せになってよといいつつ全然幸せそうじゃないんだもんなー自分が離れた方が幸せになれるなんて、勝手に思っちゃやっぱダメだね(笑)。ラストの空港は一瞬二人だけで結婚式か?とベタなことを考えたけど最後までそういうスタンスなんだね~相手だけを解放したいという。二人して無理して、こんなすれ違ったままだと原作のラストがちょい虚しいような;なんであそこで「知らない人です」なのか、ドラマ版なりの解釈に納得したい。のでもちょっと覚悟決めろ山田、つか本心さらけ出せ~。

 フィギュア。荒川の演技はホントよかったな~~見てて涙出た。手にすごく表情があるんだね。やわらかさと力強さがあって、そこから気持ちが伝わってくるようでぐぐっと引き込まれてしまったす。特別情感たっぷりに「演じてる」って感じでもないのに、身体の線、指先まで神経通ってるっつか、動作の一つとして流すことなく細やかで丁寧ですごかった。衣装がまた上手くハマってたし~~<八犬伝カラー<殴。袖のヒラヒラで効果倍増だったと思います(笑)

 バイオ4、一応クリア。もうセーブ回数とか時間とか評価とか気にしなくてもエクストラとか無限ランチャーが出るのは嬉しいけど、100万は高価いだろう…;テレビ台の上に未だに乗ってる、すっかり葉がグリーンになったポインセチアがどうしてもグリーンハーブに見える…(爆)
memo
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金春屋ゴメス  [Edit]
2006-02-21 Tue
 粋な装丁にインパクトのあるタイトルがいい感じに気になる^^。江戸ものか?と思いきや表紙の兄さんの腕には時計と、ん?携帯デンワ?…そうこれは日本ファンタジーノベル大賞受賞作なのだ。時は近未来、月にも人類が住む時代に、日本には「江戸」があった。30数年前開国した江戸は日本からの独立を宣言、対外的には日本の属領扱いだがその実鎖国制度で厳しく人や物の出入りを制限して近代江戸に倣った街並みや暮らしっぷりを守って、日本とは違う道を歩こうとしている「国」なのだ。

 この「江戸」で起こった事件をきっかけに、日本から辰次郎が呼ばれるところから始まるのですが…日本から江戸へ、この視点の移動がなかなかいい。ファンタジーなのにどこかリアルというか、すぐ隣にありながら別世界というか。近世江戸とは違うんだけど、今の日本にはないその「江戸な感じ」…舗装されてない道だとか歩いてどこでも行っちゃうとか灯の少ない夜だとかそこのリズムで生活する人々だとか土や雑多な匂いだとか…の存在感が。嘘臭くなくて江戸とそこに住む現代の人間が違和感なくミックスされてるな~面白い。

 近未来の「日本人」である辰次郎が、長崎奉行所での仕事や人間関係を通して段々「江戸」に馴染んでくるのがどことなく爽やかで生き生きとしてくる前半、そしてそもそも辰次郎が呼ばれることになった、江戸で流行りだした人為的な匂いのする疫病の原因を突き止めるという割と正統派捕物帳ちっくな後半…前半は辰次郎で後半はゴメス主役って感じもしますが(笑)。でも外枠は捕物帳でも実は「江戸」の存在に関わるとっても現代的なテーマが底にあったりしてやっぱり新しい感じ、かな。自然との共存を選ぶ時に捨てなければならないもの…けれど実際にそれが必要になった時、隣に行けばあるものを望まずに生きられるのか?きっと「江戸」には何度も同じ命題に晒されるだろうなあ。決して盤石な世界ではないけれど、でもそれを選ぶ自由があったらいいなあと思っちゃう。ゴメスが冷酷無比・極悪非道で守ろうとするその世界でなら、「自分ここで何やってんだろう」と思わずにただ無心に生きて行けるってのは何だか分かるような気がするから。

 後半ゴメスがカッコよくて(笑)辰次郎・松吉の男の友情ラインがちょい食われたよう気がしますが、この後の彼らも見てみたい感じ。あと甚三兄ぃには是非もっと活躍していただきたいv。ゴメスの過去とかも気になるし~…これでデビュー作ってんだからなかなか楽しみな作家が出て来たなーと。しかしこの作者この後ファンタジーに行くのか江戸物に行くのかどっちだろう…青春物も書けそうだし現代物でミステリってのもアリか?

金春屋ゴメス 西條奈加(新潮社)
novel | 西條奈加
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バガボンド 4~10巻  [Edit]
2006-02-18 Sat
 面白いっすね~、このあたりがひょっとしたら一番面白いのかも?

 4巻、旅立ち。まずは柳生や宝蔵院のいる奈良へ……向かう途中、おつうのことばかり気になってる武蔵がかわいいったら。会いたい、抱きしめたい、さみしい…クソッ(笑)。もちろんこれは単に恋愛バナってわけじゃなく、強さを以外の何かー人間武蔵の始まりでもあるわけで。大事な台詞がたくさんあるな~。「見まいとすれば心はますますとらわれる」「どこにも心を留めず 見るともなく全体を見る」…まさに剣も人間もおんなじだよなと。「認めてしまえ、ありのままのお前を。修行はそこからだ」ー沢庵の言葉が今はまだ分からなくても、それもいいんじゃないかな。これから剣を通し人を通していつか辿り着けば…。
 まずは宝蔵院v。もう一人の師との出会いです。まだまだ未熟者からのスタートですな。

 5巻、槍の宝蔵院二代目胤舜の巻。恐怖を押し隠すための怒りで攻めあるのみの武蔵を徐々に侵していく胤舜の強さを求める本能…命のやりとりさえ全て自分の強さに取り込もうとする器に呑まれて行く…闘いオンリーなのでただ見守るのみ。

 6巻、命を惜しんで逃げた自分のちっぽけさに涙する武蔵。だけど恐怖を知るそれこそが強さへの第一歩だと言うんだから人生って無駄がない…なるほど道程だよなー。脂汗をかきながらもとらわれずに「見る」ことで恐怖を克服しようとする。理屈じゃなく本能で知ってるあたりがやっぱり野生児だ。
 又八…ええ~そう来るの?!?武蔵と小次郎ってそういう…???イヤまだわからんが…どうなんでしょう、名前の高みまで登れるのか?もし迷走しながらでもそこまで登ったんだとしたらスゲー…

 7巻、再び武蔵vs胤舜。まばたき…だめすか(笑)。満天から見下ろせば自分も胤舜も人なりー天地自然に四季のあるように、人間もまた繰り返す四季の如し…若き日の胤栄と柳生に伝えられた剣の心が、若い二人と重なっていく。言葉ではなく闘うことで…うーむ教えてくださいと土下座した師よりも偉いかも(笑)。でもそれもやっぱり相手があってこそ…「ひとりで生きているのではない」(by柳生)なんだな…

 8巻、胤舜の孤独…それを自覚したからこそ見えてくるものもある。師がおり、同じように剣の道を歩む者がおり、自分が受け継いだものを伝えるべき人々がいる。へへ、だってかわいいなオイ(<オイ)。いいな~「命を奪い合うことなく」。はは!!と笑う武蔵もカワイイです(<オイ)

 9巻、柳生到着。武蔵の相手は石舟斎じゃなく兵庫助になるのかな?どことなく似た雰囲気の二人ですが…ついでにおつうを巡ってもライヴァルか?でもやっぱ武蔵のオトナゲないところが好きだわ~~(笑)。そのくせ城太郎の闘いを黙って見てる目はしっかり大人っつか。

 10巻、城太郎の闘いを一人の漢と認めて黙って見届けてるのかと思ったらそーいうこと考えてたか(多分違う)…やっぱオトナゲない(笑)。おつうと再会~綺麗になったな…って天然かよ…。軽々ひょいっと抱き上げるのがラヴいv。無刀の域に達した胤舜と解り合っても、求めるものはあくまで天下無双の武蔵。柳生を倒せば天下無双と言えるのか、それとも…。胤栄と兄弟弟子である石舟斎からは武蔵は何を知るんでしょう。活人剣?

バガボンド?原作吉川英治「宮本武蔵」より (7) 井上雄彦(モーニング)
comic | 井上雄彦
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【ドラマ】白夜行6  [Edit]
2006-02-17 Fri
 松浦主役の6回目。つーか松浦で泣いたぞ…ひどいよリョウちゃん~~;「パチもんだったんだ、だからよかったんだ」じゃねー><。雪のためでも、今の自分のためでもなく、子供の時の自分がフラッシュバックしてやっちゃったんじゃないか…しかも半分は勘違いだし;;一番言われたくない言葉をよりによって亮に言われて、それでも松浦なりにどこか亮を守ってやろうとしたようだったのが切なかったー…「こいつ俺に似てると思ったんだ…ニセモノだってキレイだろ」…お前は悪くない、白夜だって捨てたもんじゃないだから怖がるな…そんな風に言いたかったのかなーとかね。まあ半分は自分に言ってるわけだが、でもやっぱり一人で白夜の下を歩くのはさみしかったんでしょう。だから誰か一緒に歩いてくれる人が欲しかったわけで、松浦にとってはそれが亮ちゃんだったわけね…(すげ一方的だが<不器用)。それが響かなかったハズはないのに心閉ざしちゃって見ないフリするなよ~;

 原作は…まあそんな甘い想像が入る余地あんまりなさそ気ですが、しかしドラマ版松浦の、屈折してわっかりにくい亮への執着やさみしがりなとこはなかなかだったんではないかと。

 んで雪と亮。松浦の一件で再びよりを戻した二人だけど、その想いのベクトルは微妙に別の方向向いてるような気がしないでもない…。亮がいるからこそ他の人にときめくことができた?それって亮に話してあげて喜んでくれるだろーか(^_^;。「傷つけた分優しくしてあげなきゃ」ってのも亮が言ったとも思えないんで、これは雪→亮なのかなあ?雪が亮にあげられる精一杯のものが、非恋人宣言…自分の闇に亮を引き込まないこと、光の下に返してあげることなんだね。しかしやっぱ感覚がフツーの人とズレてるような…だって亮がそれを望むかどうかは考えてないんだもんな。大体結果はそれと逆方向なわけだから(亮が闇で雪が光)…ってこれも計算だったり?!(だったらどうしよ…爆)

 亮はと言えば、本当は松浦の何かを受け入れかけてたのに結果的に雪と関係なくやっちゃって、でも雪には自分のためにやってくれたと勘違いされて、さらにやったのは私とまで言われて…泣いてないでしっかりしろ;うーむ、これで雪が言うのとは逆に、自分が雪のために白夜を歩く決心したってのは、分かるような分からんような。雪の、自分が全部引き受けるからっていう不器用な愛情を分かった上でだったら、まあ理解できるんだけど…ただ縋って泣いてたようにも見えたしな;。亮は取りあえず松浦の事から目を背けないで、その上で白夜を歩く覚悟を決めないとな。でないとニセモノばっかりの中にホンモノを見つけることはできない…と思う。

 今回ちょい集中力が足りなかったんでいろいろ抜けてそうですが…松浦の死体って消えてたんだっけ?じゃああの後二人で運んだってことなのかな…あと睡眠薬は何に使うんだ?

 ああでも風呂はしっかり見たけど…掴むなよ(笑)
media mix | 東野圭吾
CM:0 | TB:0 |
働きマン 1~2巻  [Edit]
2006-02-14 Tue
 何となく気になってたとこに各方面から面白いよーてな話を聞いたりして読みたいなーと思ってたんですが。ちょうど図書館のコが貸してくれたので~ラッキv

 週刊「JIDAI」編集・松方弘子、28才、「あたしは仕事したなーーって思って 死にたい」…売れる企画を出し続け、カレシよりも迷わず仕事の通称「働きマン」…うーん、正直1~2話くらいはあんまり面白くなかった<オイ。だって女スイッチと男スイッチの使い分けも、カノジョとして100点の答えだろといいつつ思いっきり乾いた恋愛生活も、カッコいいってよりすげー無理してる感じで。常にランナーズハイというか…ガツガツしてて見てるだけで疲れちゃって;。むしろデスク成田の「何事もバランスだと思う、余裕なくすと自分を見失うから」の方がカッコいーよな~と。

 でも一応松方メインだけど、一話毎にいろんな働きマンがクローズアップされるのはいーすね。松方もちょっと引いて見れば(つかむしろ引いて見た方が)いいところが段々見えてくるし。相変わらず潤いのない生活してるけど(笑)でも頑張ってるよなーと。上手くいかなくても疲れてても、男スイッチなんかなくたって、そのまんまの松方で闘って、そんでフッと報われる瞬間とか同じよーに闘ってる誰かと気持ちが通じる瞬間とか。そーいうのがいいv。納豆巻きもちょっとズレてるけど地道な努力を買うぞーガツガツひたすら走ってるよりちょっと弱気な感じでいいんじゃない?

 つーわけで自分的には1巻より2巻の方が好き。編集長カッコいいしー(殴)、「54」の話は面白かった!1巻でも少々出来過ぎながらオヤジにもときめきを!と作家の新境地を開拓するまでの信頼関係の育ち方…1ファンだったまゆと過去にとらわれないで新しいものを一緒に育てようとする松方の編集者としての立ち方の違いが面白かったんだけど、2巻はそれを売ろうとする営業マンの話でこれがまたいいんだ。つーかときめいてるオヤジたちが…そういう気分にさせてくれる本、ってのが伝わってきてうっかり読みたい~とか思ってしまった(笑)

 戦うセラピスト白川さんもよかったね。スッキリしてない現実に、それでも「これで良かった」と思うために進んで行こうとする目が。松方サイドの世界遺産の話も解決したわけじゃないけど、どことなく定まった視線が力強いし。

 結局この話の良さって、すんなり上手くいって完結してないところだな。スカッとカッコよくなくていつも悩んで迷ってる。みんな今はまだ道の途中、でもこうやって一つ一つ前へ進んでいくしかないんだよね~。この後もこうやって一人ずつに焦点当ててくのかな?美人の梶ねーさんの話も気になるし、松方の恋愛もこれでホントに大丈夫なのか心配です(笑)
 
働きマン (1) 働きマン (2) 安野モヨコ(モーニング)
comic | 安野モヨコ
CM:0 | TB:0 |
落語はライブで聴こう  [Edit]
2006-02-13 Mon
 新潟方面の人って落語好きな方多いんだろうか…(多分関係ない)。若い頃から寄席に通い落語に造詣の深い著者が、中堅・若手中心に現代落語家22人の高座をその場その時にライブ感覚で綴ったもの。時間軸じゃなくて落語家毎にまとまってるので、私みたいな素人が読んでも特徴とか見えて面白い。当然同じ噺を別の人が演ってたりもするわけだけど、流派の違い、何より噺家の持ち味の違い、新しい挑戦かよく練られた十八番なのか等々、比べて読むのも一興だし。噺やサゲの工夫や意味とか教えてくれるのもありがたいっす。

 生の落語は去年12月に志の輔を聴いたのが初めてだったんだけど、これがホントに面白くて。これ読むと、中堅どころの実力派なんですね~【嬉】<地元ヒイキ。小朝や鶴瓶やこぶ平(九代目正蔵)らと「六人の会」っていう東西の壁を超えた研鑽会なんかをやってるというのはその時も聞いたけど、評判も高いようだし、単なる「ブーム」でないムーブメントになるといーすねv

 談志や桂三枝といったベテランも、改めてどんな落語家なのかというのを疑似体験してみたり、そこここで引き合いに出てくるもっと昔の名人と呼ばれる人たちの名演てどんなんだったんだろーと思ったりね。若手は名前を知らない人が多かったけど…あ、鶴瓶やこぶ平が、タレントとしては名前知れてるけど落語家としては割りと最近本格的に演りはじめた(でもって真面目に勉強して高座に賭けはじめてる)なんて話はなかなか新鮮だったわー。

 とにかく落語は演技力!体力!(笑)古典にも自分らしさをいれつつ芸を磨き、高座に座ってる落語家さんの姿をライブ感覚で覗き見できて面白かったす^^。一回でもライヴで聴いてるとこっちの受け取り方も違うもんだねー。何より、堅苦しいガイド的な本でなく、落語が好きっていう視点から見たレビューつか語りなのがよかったな。

 あー円紫さんシリーズ読み返したい…今読んだら、円紫さんの姿勢とか持ち味とか何よりその噺の持つ意味がもっとよく分かりそう~多分ね(笑)

落語はライブで聴こう 八木忠栄(新書館)
novel | 落語
CM:0 | TB:0 |
【ドラマ】白夜行5  [Edit]
2006-02-11 Sat
 おーそう来るのか~と思った5回目。「あなたが幸せでないと俺が死んだ意味がないんだよ」…まあね、自分といても本当には満たされないのならそうしてやるしかないよな~…そこで自分がいるからとは言えないとこが亮か;自分が影になり、雪を光の方へ…その道を選んだ時点で覚悟してたつもりでも、ホントはそれでもいつかは二人で太陽の下をって思ってたんだもんねー。なのにそれが叶わないかもしれないなら、亮はホントに雪のためだけに生きられるのか?…という話。

 取りあえず今日のところは身を引いてみたわけだけど、心から雪の幸せを祈ったからというより、別の誰かを想ってる雪の側にいるのがつらかったからだろ~なー<逃げ。だから肝心の「雪にとっての幸せってなんだ?」なんて考える余裕があるはずもない…。お金を送り続けたってことは、これまで奪われっぱなしの人生を送ってきた雪がもう何も奪われないように=欲しいものは何でも手にはいるように、ってことなのかね?それが今度はフツーに恋する女になった雪に好きな人と一緒にいるという平凡な幸せをと思ったわけで。この辺泥にまみれたつもりでも亮の感覚って割と一般人なのよね…ところが雪の闇は雪本人が思ってたよりもっとずっと深かったみたいで。亮と雪の「幸せ」の意味がどんどんズレていく~

 篠塚と江利子パートは原作のマイフェアレディ設定全部すっ飛ばしたけどあれだけで十分だわ上手い(笑)。ドラマ的には、一度は自分でも篠塚とのフツーの恋愛を望んだ雪がどんどん黒くなっていくのがポイントなわけで;…幼い頃から蓄積された「怒り」が雪の根っこにあるのかなあ、亮がいくら「幸せに」と思ってもそれとは正反対の方向へ加速度つけて転がり始めちゃった…所詮「幸せ」なんてのは大嫌いな神様の領域だとでもいうように。それでもまだフツーの幸せを願う亮との溝は深くなるばかり;…亮は亮で過去を忘れて幸せになれと言ってみたり、雪の人生を壊したのは自分と父親だからとまた手を汚してみたり(良心まだ捨ててなかったね…爆)、それも全部計算なんだろもー信じられねーと暴れてみたり、も、どうしていいかわからん状態。いや、亮の言いたいことは分かるけどねー…ただ、亮のいる場所じゃまだ雪のことを理解できないってことなのよ。もっと深く潜らないと…

 や、大抵の人にはそれでも理解できないと思うけど(私もな<オイ)。「亮には分かって欲しいと思ってる」…これは多分雪の本音。ノワールってより孤独だなあと思った…。自分がフツーの幸せを憎んでて決してそれを手にいれることはできない人間なんだと自覚してしまったのか…それでもそれが=不幸だとは思ってないんだろうな~。一生ケンカ売り続けて勝ち続けることを決めたよーな。誰にも理解されなくても。でももし、そんな自分をそのまま見せられる人間がいるとしたら亮しかいないわけで…分かってほしい、でも亮がフツーの幸せを望むのならここまで来なくてもいい…ラストで雪をひとりで泣かせて亮に「今なら分かる」と言わせて(今ならって…サンタ時か?<遅;)、そーいう雪の気持ちをチラ見させたけど、その前まででも結構伝わってきたかな~と…雪の誰とも違う故の孤独さが。

 つーわけで引き続きすれ違いの二人ですが。ここから亮が再び雪のためにもっと深くまで潜ることになる何かがあるのかな~?願わくば、サンタの前に雪のそーいうとこを亮が理解する何かがあればいいと思う。信じられないまま側にいるのはヤダな~苦しい;山田覚悟決めろー…今度こそ雪という人間や雪の望みを分かった上で、それでも雪のために生きることを選ぶのならば、誰に理解されなくても二人だけがちゃんと繋がれるなら…二人にしか理解できない関係であってもそれはそれでいいような気がする。

 あーでも亮ってラストちょい後悔してたっけ;<「過去に戻って逃げるなと言ってやりたい」。あれってチビん時違う方法を選んでたら雪も「フツーの幸せ」が手に入ったかも…ってことだよねえ?まあ私だってそう思うけどさ…でも覚悟決めたからにはラストに二人の生き方にあんまり後悔して欲しくないような(爆)。その辺も含めて二人がどうなっていくのか気になるところです~
media mix | 東野圭吾
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久々に  [Edit]
2006-02-10 Fri
 ゲーム中…バイオ4。レオン久しぶり~vつかエイダの方がカッコよくなってないか?笑。つーかコントローラ握るのが1年以上ぶりなので感覚が…ただでさえアクション下手なのに…。1やった時の怖さはないんだけど、齧られ追われ掴んで放り投げられて常にHPも弾もギリギリで必死で走ってます疲れる~笑…まあ一周目はいつもこんなもん(迷走)だけどね;しかし、うースティック移動酔い(爆)。や、来月FF12やろうかな~と思ってね…リハビリ中です(笑)

 いろいろとうれしいことが続いてずっと高揚気味つかほろ酔い気味つか(今日も飲んでるしー・笑)。もうちょっとこの気分でいたいような、でもあんまり落ち込んだりすることもない代わりに舞いっぱなしでもいられない質なんで勝手にギアがニュートラルに入ってフリーズしたりね。おまけに自分のことを言葉にするのは不得手なんでうまくも言えないが…ありがとううれしいということだけ伝えておこう。

 本。落語の本(読書中)、バガボンド4~10(やっと読み中)、グリーンマイル(次読む)、金春屋ゴメス(待機中気になる)、働きマン1~2(借りたv)。…あれ?ゲームするヒマがない…(爆)
memo | game
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ゴーストハント 9巻  [Edit]
2006-02-09 Thu
 何度も延期になってたのがようやく出ましたーv吉見家編完結。見どころは、ぼーさんの袈裟姿と傷だらけの背中とチラ腹(オイ)…は単なる自分的趣味で、ようやく綾子サマ株急上昇とか、久々に起きたらえらく若返ったぞナル?!?とか(殴)、麻衣と真砂子の呼び捨ての友情とか。いや、お話部分はホント毎度うまくマンガ化してくれるなあ~^^

 あーでも「がんばれリンさん」がなかったなあ~残念!次は「フォーエヴァー」かいっそ「ビギンズ」も見てみたい~(ああ…すごく読みたいかも<リンさんビギンズ・笑)

 これでとうとうオーラスを残すのみですねえー。上下二冊だからコミックスにして4冊か5冊分…う、今度は早めに出るといいなあ~><。だってあの話だもん…一気に読みたいよ~。見どころ三昧の巻なんで大変だと思いますが、ここはひとつv何としてもラストまで辿り着いてくださいね~^^

ゴーストハント 9 (9) いなだ詩穂(なかよし)
comic | いなだ詩穂
CM:0 | TB:1 |
天使のナイフ  [Edit]
2006-02-06 Mon
 去年の乱歩賞受賞作。少年犯罪という昨今は(嫌なことに)日常になりつつあるテーマを選びつつ、少年法が抱える更生と被害者の救済の問題、そして贖罪とは何かに踏み込んでなかなか読み応えがありました~。

 わずか13歳の少年たちによって妻を殺された桧山は、少年法に守られた加害者に怒りと苦しみを伝えることもできず、心のどこかは時が止まったまま、それでも遺された生まれたばかりの娘を守ることでなんとかゼンマイを巻いて生きてきた。しかし4年後、その加害者の少年たちが襲われ死亡する事件が起きて今度は加害者の疑いをかけられることになる。それをきっかけにして、事件後の少年たちが本当に更生しようとしていたのか、そして妻を殺された時には決して明かされることのなかった少年たちの動機が何だったのか知りたいという気持ちに突き動かされるのだったー

 …とまあ、途中までは被害者の心の救済がおざなりにされた制度や、「可塑性」を信じて更生に力を注ぐ人間がいても必ずしもそれが本当の更生に繋がっていない現実に、桧山がやろうとしていることが空回りに思えてなんとなくくすぶってたんですが、後半死んだ妻の過去が見えてきたあたりからようやく桧山の気持ちとこっちの気持ちがカチリと噛み合った気がしましたね。そして作者の気持ちとも。

 被害者の存在を無視して真の更生などありえないー保護と矯正だけでなく贖罪を…いろんな立場の人間がそれぞれの主張をしてもどうしても晴れることのなかった気持ちに、ようやく一筋の道が見えたような。気持ちのこもった主張に頷きつつ、でもこの話はそこから更に加害者被害者の気持ちが絡み合って綺麗事では終わらないとこに深みがある。

 立ち現れた現実に、揺れて苦しみながらも相手を知ることで人の気持ちは変わっていかざるを得ない。でもそれは、ひたすら憎み続けるよりも多分いいことなのだ…そうでなければ本当に自分の人生を生きることなどできないんだから。…もちろん全部が全部そんな風にいい方には転がっていかなかったけど;願いみたいなものは伝わったかなーと。

 贅沢を言えば文章的には割とフツーだったかな~。もちっと重さというか、心臓に訴えかけるような静かな強さみたいなものがあると好みなんですが(笑)。あと人物にもこうハッとするような魅力があると…って審査員じゃないんだから<殴。ええ…とにかく読後感読み応えともなかなか…かな。乱歩賞作家は割と先々好みに合うことが多いんで期待してまっす^^

天使のナイフ 薬丸岳(講談社)
novel | 薬丸岳
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千住家にストラディヴァリウスが来た日  [Edit]
2006-02-05 Sun
 ヴァイオリニストの千住真理子さんと幻のストラディヴァリウスとの運命的な出会い。それは本人だけでなく、まさに「千住家」の元に導かれてきたというべきものでした~。クラシック素人としては、高名な演奏家がこういう名器を持つということがそんなに特別なこととは思ってなかったので、ごくフツーのエッセイくらいのつもりで読み始めたんですが、いやいやなかなか大変なこと…めったにないことだったんですねえ。

 千住家のユニークで厳しくも優しい教育方針で理系の学者肌の家系から芸術家三兄弟が生まれ育ち、そして柱であり指針だったお父上が亡くなられた後をそれぞれが手探りで超えていく、その船出部分も興味深いんだけど(真似はできんが…)、やはり300年もの間一度も弾かれることなく眠っていたストラディが、まるで意思を持っているかのように「純粋なヴァイオリニスト」の元に現れるのには軽く興奮しますね~。見えない力で引っ張られ、確かにそこを中心に広がって結ばれていくような強い存在感。お母上の文章自体は特別ドラマティックでもなくどっちかというと素朴な感じですが、その存在がこれからの千住家にとって父親に代わる精神的支柱になっていくか、演奏家と楽器という関係を超えて語られてるのが面白い。

 途中途中に挟まれる演奏家千住真理子のエピソードには、厳しさや並大抵ではない努力がさらりとまるでフツーのことのように書いてあるけど、そこはやはり凡人ではあり得ないなーと(笑)。なのに「近道をしないで苦労して歩け」というお父上の教え通りにバカ正直に困難にまっすぐぶち当たっていくような歩き方には妙に感動というか、世界は全然違うのに感覚的にはそう遠くないような感じ。だからこそ不誠実な心や下品な心があればこのヴァイオリンはどこかへ飛んでいく、ってのが私にも信じられる気がする。

 デュランティ…どんな音なんだろ、聴いてみた~い。iTMSにはなかったので取りあえずCD借りてこようかな~。そりゃできれば生がいいけれど…

千住家にストラディヴァリウスが来た日 千住文子(新潮社)
novel | 千住家
CM:0 | TB:0 |
【ドラマ】白夜行4  [Edit]
2006-02-02 Thu
 ほぼオリジナルな4回目。「亮ってMなんだ」(爆)…まあ私もちょっとその気はなくもないので気持ちは分からんでもない<オイ。ホントにね…バカだよね…ウルトラマン…(痛)

 雪→亮の本当の感情がどこにあるのか、やっぱりなかなか見えにくい。ずーっと例の「いざという時にダンスの一つもできるやつが生き残る」って落書きのドコにそんなに反応してるのか分からなかったんだけど、あれはつまり、そういうのと正反対の人生を歩いてる亮への罪悪感とかそういうのなんだろうか?<「全部捨てさせちゃったんだよね」…って自覚なかったんか?!(爆)雪自身は暗闇を歩く気なんてさらさらなく、自分の人生を決めた神に復讐するためにも光の下を歩くと決めてる。それは原作雪のイメージとかなり重なるんだけど、そのために自分も亮の手も汚しても、それこそが復讐なんだからそれが太陽を隠すことになるとは思ってなかった…のか、ひょっとして今まで?雪が太陽の下を歩いてるつもりで、本当はそうじゃなかったと知るのはまだ先のことなのかもしれない。

 雪→篠原もどの辺が「理屈じゃなく」恋してしまったのか、今回のとこだけじゃイマイチ分かるような分からないようななんだけど、でもあれかな。本物は作らなくてもいいってところかな。雪みたいに必死で作ってる人間にはどうしても手に入らないもの。欲しくて欲しくて必死になって、近づいたかと思ったら離れていく「本物」の輝きをやすやすと手に入れているところが、どーしても敵わないと思ってしまうのかもしれない。そういう人間の側に行くことで自分も本物の光に近づきたいと。

 うーん、でも原作通り篠原って江利子に惚れそうだしねえ…その想いとは裏腹にますますノワールな方向に行くんだな、雪。どんなに光の下を歩いてるつもりでも、結局自分の中の闇が光から遠ざけているんだと段々自覚していくしかないわけね…そして自覚してもそれを修正できないのが雪の雪たる所以か…<頑固。そーいう女に惚れた男は…一緒に不幸になってやるしか手がない、と;

 あ~あ、ホントに。亮もなんだかんだ言ってまだガキなことが判明しましたが(自分が泥水の中を這ってる間にとか言ったらいかんよ…)、結局いくら抱こうがあったかいと言ってもらえようが、ヤツの心は冷えたまま満たされてないんだろうな~と思うと可哀想で。まだこの心のすれ違いは続きそうですが…これがまた重なることはあるんだろうか?光の下を歩いてるつもりの雪がそうじゃなかったと気がついた時に、亮がそれでも雪を幸せにしてやりたいと思った時に…重なって欲しいと願わずにはおれません~。

 そうそう、園村いいコだね~亮が好きなんだね~。信頼が欲しいよな、ガンバレ(笑)

...More

(2006/02/03追記)
 ようやっと原作を先まで読み直してみた(それでも飛ばし読みだが;)。ら、ドラマのおかげで(笑)ようやくそれぞれのピースがあるべきとこへ収まったような感じ…少なくとも何が起こっていたのかに関しては。篠原の設定違う?と思ってたけどそんなこともなかったですね。つーか、確かに雪って篠原に惚れてたんだなと。意外と計算だけじゃない、感情もあるけどそれをああいうやり方でしか出せないのねと。亮と雪もかなり連絡取り合ってると見た方がよさそう~。雪は亮に、仄めかすだけじゃなく自分の意思をハッキリ伝えてそう。人生設計をというか。

 何があったのか、どう動いたのかはピースが嵌まった今、かなり具体的に原作から読み取れる。ハーこんなに書いてあったのね~というか、めちゃめちゃよく読み込んでんな~<ドラマというか。でも最後まで明かされないのが二人のお互いに対する気持ちなわけで、まさしくここが原作の「ミステリ」部分なんだね。そんでそれに挑んでるんだ…そりゃ作者が最後まで見てから点数つけるって言うハズだわ~~。

 それでも亮→雪は所々センチメンタルな部分がすけて見えるとこもあるけど、雪→亮は見事なまでに見せてくれてません。例の「太陽に代わるもの」発言以外には(飛ばしてたら教えて…)。一体二人がどんな気持ちでお互いを見ていたのか?守りたいとか手を繋いで歩きたいとか、そんなキレイなものだけでなかったのは確かだけど、ホンットーに見せてくれませんね原作は…ドラマはどんな感情を見せてくれるんでしょう。愛憎とか苦しさとかを超えた先にあるものは何なのか…他人には理解できなくても、お互いがそれしかないとこに辿り着くとこを見たい。亮にとってもその道があんまり苦しくないといいんですが………でもどう考えてもイバラ道だな(爆)。でも男だからね、あんまり泣かんと根性見せろ~
コメントを読む(2)
少しわかったような気が・・  by 夢子
こちらの記事を見て、雪の気持ちが少し見えたような気がしました。
どうして金持ちの男ばかり目をつけてるのかわからなかったけど、
明るいところを歩こうって決めてるわけですね。 でもそれは、亮といっしょってことじゃなかったのかな・・
TBつけさせていただきました。よかったら遊びに来てくださいね。
>夢子さん  by banri
こんばんは、コメントありがとうございますー。
雪の気持ちはいろいろ想像はするけど、やっぱりよく分からないですね。
絶対明るいところを堂々と歩くという固い意志だけは感じるんですが…自分でも感情を処理するのが下手なのかも。
亮に対しての気持ちが一番の謎ですが、これからどんな風に見せてくれるのか楽しみです~<ドラマ
media mix | 東野圭吾
CM:2 | TB:1 |
2月ですー  [Edit]
2006-02-02 Thu
 おかげさまで我が家のインフル警報は解除。結局二人だけだったし、しかも超軽かった…今年のは感染力は強い割に軽めだとか。薬飲んだら熱は一日で下がったし、むしろフツーの風邪をもらった私の方が長引いたような…インフルのがよかったか(コラ)。まあみなさまもお気をつけて…

 「生協の白石さん」(講談社)、予約棚で立ち読み読了。感想書くほどでもないので取りあえずメモ(笑)。所々自分的にもナイス回答が軽くツボに入ったり。こんな風に取り上げられることでキレが鈍らないようにお祈りしております。あと接客業に携わる者としては、心得本としていいかもよ?と。このくらいの余裕は欲しいもんです。
memo | 白石さん
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| 日々是好日 |
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