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読書の欠片ネタバレあり
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夏休み宿題追い込み中  [Edit]
2006-08-29 Tue
 私もね…<宿題。えーと、memo書くのも随分久しぶり。いろいろ反応したかったこととかせめて近況くらい書いとけとは何度も思ったんだけど、喉まで出かかった言葉がしゅーっと消えちゃうのでどうにもなりません。まあ私が時々感想モードに入れなくなるのは、知ってる人は知ってるだろうと思ったんで言い訳なしで半ネット落ちしてました…ははは。うーむ書きかけとかタイトルだけのエントリが10くらいあるわ…あ、今日15になった(<増やすな)。まあおいおいアップしていこうかなーと思ってますが、しかし言葉ってホント使わないと腐るわー。ロクな言葉がでてこないもん。せいぜいリハビリしてせめて生きた言葉が出てくるようにしたいと…死んだ言葉じゃ書く意味ないよなあ。

 以下いろいろ。

・GHコミックスにアニメ化の帯掛かってた。ナルと麻衣のキャラ絵…いなださん絵をベースに少々簡略化って感じ?取りあえず何クールかなあ…てかドコ系だっけ。見れるのか??

・のだめドラマ化&アニメ化。イメージが~~とかはもう全然思わないのでフツーに楽しみ。月9なのでラヴ☆コメになっちゃわないかだけちょい心配か?音楽でのつながりがメインだといいなー。一番楽しみなのはもちろんのだめオーケストラね。おなじみのオケ関係者全面協力だそうなので音も期待していいかな?アニメはハチクロ枠なんでDVDで見まっす。主題歌もけっこ楽しみ。

・師匠んとこで見てえ、まさか?と思った剣風帖アニメ化。ある意味一番驚いた…何で今?慌ててあちこち覗いてみたんだけどまだ画像は見れてませーん。でも断片的な情報だけでも結構…汗。可及的速やかに忘れ去るのが吉ですか?でも…やっぱり気になるよ~~キャラ絵は?声は?性格は?京一~~(そして何より心配なのは龍麻のキャラ設定…)

・マイボス。何回か抜けてますが割と見てます、面白い。長瀬のお肌が正直で泣ける。黒井さんかっこいー。和弥いじらしー。南先生むくわれねー(がんばれ)。ミッキーは黒そうだけど、実は兄ちゃん大好き希望。宙船もいいね。中島みゆきと聞いて納得!と思ったが、長瀬の声でいい感じに青春してます。

・ん?アニメ・ドラマネタばっかりじゃん。本は児童書しか読めてません~。次何読もうかなあ。読みたい、と思うのが先だ。
memo
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黒い兄弟 上・下  [Edit]
2006-08-29 Tue
 私は見てないけど、世界名作劇場「ロミオの青い空」の原作です。なんでロミオ…そしてストーリーも大分違ってそうですが。でも私の感覚でも、逃げ出すよりは年季明けの方がハッピーエンドっぽいかなあ。

 1800年代スイスの山岳地帯では、貧しい農夫が子供をミラノの煙突掃除夫に売ることがあった。その仕事は過酷で奉公先では人間らしい扱いもされず、半年の年季明けを待たずに死んでしまう子供たちも多かったという。13才のジョルジュの家もまた貧しく、山岳の農村地帯の暮らしは決して楽ではなかったけれど、家族で力を合わせて働き、小さな初恋やいろんな生き物を育てる喜びもあるささやかに幸せな生活を送っていたが、村に奴隷商人が現れて以来不幸や天災が続き、とうとう自ら決心してミラノに向かうー

 これは完訳なのかな~煙突掃除夫の過酷さ部分は意外と少なかったけど。割と児童書の定番要素が盛り込まれてて、ここがメインて読みどころがちょっと弱いような気はしましたが、児童書らしいといえばらしいかな。同じ身となったアルフレドとの友情(しかし誓うほどの友情にはもちょっと濃いいエピソードが欲しいが…)、奉公先での意地悪なおばさんと息子、身体の弱い娘とのささやかな交流、街の少年グループとの確執と和解、そして逃亡と新しい人生との出会い。多分、タイトルや上下二巻という厚みから、もっと心理描写の深い重っ苦しい物語を想像してたんでしょう自分。とんずらこいたのが意外な方向だったのと、そしてカセラ先生に外から与えられた平和があまりに理想的だったもので、あれ?とちょっと拍子抜けしたのは事実だけど、子供の時だったら素直によかったーと思ったかもね。

 アルフレドの死とそれをきっかけにした狼団との友情はよかったすね。あと、ラストの帰郷の酒場のシーンは好きでした。アニタvsビアンカ…微笑ましい・笑。ジョルジュたちが逃げたあと、親方やアンジェレッタはどうなったんでしょう。煙突掃除夫の仕事のことにしろ、アルフレドや「黒い兄弟」、狼団たちとの関わりにしろ、乗り越え方や生き方にしろ、もうちょっと各人物の内奥に突っ込んだ話を読みたかったなというのが原作読んだ感想だったんですが、多分アニメの制作側も同じようなこと思ったんじゃないかなあ~。アニメのストーリーは知らないけど、ざざっとあらすじ読んだ限りじゃ大分違うみたいですね。年季明けまで働くみたいだし。原作じゃ悪い人じゃないけどどっちつかずだった親方との間にも師弟愛が芽生えたみたいだし。原作のちょっと物足りなかったり唐突だったりする部分をうまく膨らませてて、何だかアニメの方が濃いい感じがする…。こっちの方が納得できるしテーマがはっきりしてると思うのは邪道かしら…?

黒い兄弟〈上〉 黒い兄弟〈下〉 リザ・テツナー(あすなろ書房)
コメントを読む(2)
思わず  by まき
バンリさんこんばんは、おひさしぶりです。なんだかここはコメントしておかねば!と勝手な使命感が・・・(笑)
アニメは、ロミオとアルフレドの友情物語に主眼をおいたことで、一貫性が出たように思います。アニメの後で原作をよみましたが、一番違う点が、アルフレドの設定でした。原作ではお金持ちの息子、というだけだったように思いますが、アニメでは実はイタリア貴族の出身ということになっています。叔母夫婦に両親を殺され、国王からいただいた勲章を騙し取られたため、それをとりもどすとともに、国王の前で貴族の称号を受けるんですよね。黒い兄弟、仲直りした狼団みんなで力を合わせて。名誉挽回したところで、死が待ち受けています。この死というのが、教会で、ロミオの腕の中で死んでいくのですが・・・今でもはっきり思い出せます。
あのシンプルな絵柄で、どうしてここまで・・・というくらい、表情があって泣かされました。声優さんの演技の賜物だと思います。
そうそう、アンジェレッタも地元の名士のお嬢様を預かっていた、という設定で、おばあさまとともに病気を治すためフランスに旅立っていきました。原作ではあっさり死んだという記述だけあったような?
「ロミオ」という名前になったのは、ジョルジョより馴染みのあるイタリアンネームだったかららしいです。
まあとにかく、私のオタク人生を変えた作品で(笑)いつか必ずDVDを集めたいと思っているくらい好きです。語りきれない。
長い作品なので、気軽には見られないと思うのですが、是非見てほしいなあ。
長々と失礼しました。
語ってくれてありがとうですv  by banri
まきさん、こんばんはv
おお、まさかこれで語ってくれる方がいるとは~。
私はアニメ版は全く見たことないんですけど、そうですか、そこまでオタク心を…笑
それはともかく、結構詳しく毎回のあらすじを載せてらしたサイトさんでラストの方だけ読んだのですが、原作と違いミラノでの彼らの生活と友情をふくらませてあって濃いいなあとは思ってたのです。
でもアルフレドの設定がそこまで変わってたとはびっくりす。
設定はすごいドラマチックな気もしますが、ミラノでのエピソードがちょっと物足りなかった自分としては多分アニメの方がしっくりきそうな気がする…友情ものに弱いし…名演なら尚更見てみたいですね~。

友情物語といい、子供たちが力を合わせて逃げずに周りを変えてしまう展開といい、アニメの方が「物語」としては自分好みなんですが、たまたまamazonのレビュー読んでなんで作者が「逃げる」物語を書いたのかがすとんと落ちました。私だって戦争や理不尽な現実からは逃げて生き延びろって思うもんなあ~。
ミラノでの辛い現実には簡単に救いを与えない変わりに新天地に希望を求めたわけですね。
原作は原作で、作者の書きたかったことがはっきりして納得です。
原作はリアルで、むしろアニメの方が児童文学らしいかもですね。
novel | リザ・テツナー
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コーンウォールの聖杯  [Edit]
2006-08-29 Tue
 もう15年くらい前になるか、当時ファンタジーってほとんど読んでなかった私が、書評か何かを見て面白そうかもとわざわざ注文して取り寄せたスーザン・クーパーの「闇の戦い」シリーズ。…どこにいったんだろう本(オイ)。そしてなんで内容全然覚えてないんだろう…;

 …というわけで、今なら自分の中にもファンタジー土壌が大分育ってきたのでもう一回読んでみるかなと、その前にこのシリーズのはじまりの物語とも言える本書から借りてきてみました。イギリス、アーサー王伝説に繋がる「聖杯」を巡って遠い過去から繰り広げられてきた光と闇の戦いの、その一端に触れる物語です。

 夏休みにコーンウォール地方へ家族旅行に訪れた三人兄弟が、古い屋敷で見つけたのはアーサー王の実在を示す古文書だった。三人は親戚同様に付き合っているのにその実謎の多いメリィおじさんのヒントに導かれながら、その地に隠された聖杯へと辿り着き、一方で闇の勢力に属する人間たちがそれを奪おうとする…。古い屋敷の屋根裏部屋、地図と謎解き、洞窟の探検と宝物とくれば何とも懐かしい児童文学の雰囲気ですね~。聖杯に秘められた謎や実際に行われてきた光と闇の戦いについてはバックボーンで語られるだけなので、この話にはファンタジー要素はあんまりないんだけど、どうやらいつの時代にもメリィおじさんのようにアーサー王が遺したもの…聖杯ではなく人が光の方へ進もうとする力みたいなものか…を取り戻したいと思っている人(?)々と、楽に大きな力を手に入れたいと思う人間たちを取り込んで世界を闇に染めようとしている勢力がある、と。

 でもメリィおじさんのスタンスを見るに光と闇というのは選ばれた者たちの戦いじゃなくて、ごくフツーの人間たちの心の戦いなんだろうなーという気がするな。おじさん自身はサポートに回って必要以上に兄弟に影響を与えようとはしてないから。だから一見子供たちのささやかな冒険にすぎないこれもまた人間が自分たちの意思の力で乗り越えないといけない一つの戦いなのだ。「どちらの側も完全に相手をほろぼしてしまったことはない」「どんな人間にもどうやら善と悪の両面があるからな」…つまり、この後の「闇の戦い」シリーズも善と悪の陣営に分かれて天下分け目の戦いが…って話ではないのかもね。人の心の中の善と悪の戦いだったら面白そうだなあと思うんだけどどうでしょう?(だからなんで全く覚えてないんだか…)

 アーサー王ってのは「過去にいた王であり、未来の王でもある」そうだし、この流れだと現代にそういうほとんど超人的な力を持った存在が復活しそうな気もするけど、人の身にはそんな強大な力は重いしね。自分の中の善と悪に苦しむんじゃーないでしょか。そういう自分と戦って打ち勝つってのが人間的で、そして希望があって好きかもー。ああ、ナルニアならエドマンドだし、指輪ならボロミアだしね<自分。

コーンウォールの聖杯 スーザン・クーパー(学習研究社)
novel | スーザン・クーパー
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| 日々是好日 |