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読書の欠片ネタバレあり
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図書館の海  [Edit]
2005-08-18 Thu
 予告編コレクションのような本と解説にあったけど、どれも短編としてストンと落ちてるような気がする。どうなるのか?!待て次号!的に広げて終わるんじゃなく、ゆるやかに閉じつつ道が先にずっと続いてる感じ。私はこの「道が続いてるような」読後感ってのがすごく好きで、だから放り出されたような不安感がないんだろうなあ恩田陸の物語は。道の先がほの明るく見えるものなら尚好みv

 ホラーありミステリありSFあり、今まで書かれた長編の前日譚的な話ありの10編。悪意と言うにはドロドロしてなくて、うっかりふらふら近寄ってしまいそうな「茶色の小壜」「国境の南」は、どっちかと言えばホラー苦手な私でもオウケイというか、適度にひんやりした冷たさが夏向けでよかった(オイ)。「春よ、こい」は映像的でようやく閉じた輪廻の輪が爽やか。「オデュッセイア」も絵本みたいでなんかいいなあ~^^。動く九龍城ってそのイメージだけでワクワクする。

 お気に入りはやはりというか「ピクニックの準備」「図書館の海」。ピクニック~の方は「夜のピクニック」で少し設定変わってるっぽいけど私は実際書かれたのでかなーり満足^^。そして前日の融と貴子の様子、これだけでこんなにぎゅんぎゅんするんだもんな~v。「図書館の海」は「六番目の小夜子」の秋くんの姉、夏の高校時代。海に浮かぶ帆船のような図書館…うっとり(笑)。これもやっぱり何でもない話、何も起こらない話なんだけどちょっとした感情の揺れにドキドキする。いいなあ^^

図書室の海 恩田陸(新潮文庫)



novel | 恩田陸
CM:4 | TB:3 |
<<子どもはぜんぜん、悪くない。 | 日々是好日 | さみしさの周波数>>



Comment
★ ご無沙汰しています
こんにちは。
ゆるやかに閉じつつ道が先にずっと続いてる感じ、ってなんかすごいわかります。
恩田さんの本はそういう読後感が多いですよね。未消化な部分もありますけど、先への道を想像していい気分になることが多いです。ステキな短編集でしたね。
2005-08-19 Fri 11:47 URL | ざれこ [ edit] |
★ >ざれこさん
こんばんは、コメントありがとうございます^^
私も恩田さんの作品は解かれない謎が残ったりしても何故か満足してしまうことが多いんですよね。
日常と非日常が隣り合わせの雰囲気とか文体を味わってる時点でかなり幸せだからかもしれません~
2005-08-19 Fri 20:33 URL | banri [ edit] |
★ こんばんわ
banriさん、こんばんわ
私も「ゆるやかに閉じつつ道が先にずっと続いてる感じ」というのを読んで、そうそう!そうなのよーその感じ!と思いました。
恩田さんの、とかれない謎がそのまま残ったり、余韻を残しつつ終わる感じが好きです。
そしてそこから始まる予感があるのが、またうれしいです。
2005-08-20 Sat 21:21 URL | june [ edit] |
★ >juneさん
こんにちは、出掛けてたものでレス遅くなってすみません~。
コメントありがとうございます。
恩田さんの文章には何ともいえない空間や雰囲気を作り出す魔力がありますよね。
何かが起こりそうな予感にいつも惹かれます~^^
2005-08-26 Fri 15:48 URL | banri [ edit] |
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