FC2ブログ
読書の欠片ネタバレあり
08≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10
スポンサーサイト  [Edit]
-------- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



スポンサー広告
|
うそうそ  [Edit]
2006-06-29 Thu
 シリーズ5作目は1作目「しゃばけ」以来の長編ですねー。「うそうそ」とは「きょろきょろ・うろうろ」たずねまわる様だそうな。というわけで、うそうそ自分探しをする、自信のない小さな姫神さまのお話。

 江戸を離れて箱根に湯治に行くことになった若旦那。ところが港を出るか出ないかのうちに佐助と仁吉がいなくなるわ(超異常事態)、箱根に着いた途端に攫われるわ天狗に襲われるわ、湯治で丈夫になるどころか湯にさえ一度も浸かれないまま箱根山中をさまようハメに。うーむかなりハードだったが果たして無事に江戸に帰れたんでしょうか。

 今回仕方なかったとはいえ、強引ぐマイウエイな佐助仁吉の超過保護っぷりが影を潜めた分、若旦那はがんばりましたねー。いつもはもっと頭脳担当なんだけど、今回は相当身体張ってたわ。身体は弱いけど、あれでなかなか意地っぱりだし思い切りも勇気もあるとこをしっかり証明しましたね。でも佐助仁吉が側にいるとなかなかそれを発揮させてもらえないから、若旦那にとってはよかったかもしんない。それに何もできないのにここにいていいのかという姫神の悩みは若旦那にとってシンクロするものというよりもう超えてきたものなんだよね。言葉で何を言うでもなかったけど、若旦那の「できないって言ってないで、やってみたいんだ」って気持ちが姫神を動かしたわけで、見えないところで若旦那も成長した…ような。江戸に帰っても以前みたいに「己の手で何もできない」と悩んでばかりいないでどこか吹っ切れるかもしんないね。若旦那にとって「他に何もいらぬほどの思い」って何かなあ~。このシリーズはミステリってよりジュブナイルだと思ってるので、いつかちゃんと見つかるといいなあと。新龍みたいにあっちとこっちの橋渡しでもするか?(そんでもって栄吉にもせめて希望を~~)

 章が変わる毎に今読んだばかりの話が繰り返されたりするんでん??と思ったら、連載だったからか…。通して読むと話が前後したりダブったりするのがちょっと気になった。あと最初の山神さまとの会見は書き下ろしなのか?前日譚なのか後日譚なのかよく分からなかったのだけど…

うそうそ 畠中恵(新潮社)



novel | 畠中恵
CM:0 | TB:0 |
<<るろうに剣心 全28巻 | 日々是好日 | プロイスラーの昔話 全3巻>>



Comment
コメントの投稿
 
 
 
 
 
  管理者だけに閲覧
 

Trackback
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| 日々是好日 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。